2011年11月25日金曜日

#37 共通項

寒い。朝晩は特に。

特に何もなく、いつものように出勤する。東海新報を読んでいたら、やや出遅れてしまった。
今日の市役所屋上非ライブカメラは南向き。寒いので今後続くかどうか・・・
朝一、市民生活環境課のS係長のところに赴き、書類作成のお願いをする。課外では、S係長が一番接触の機会が多い。

昨日の引続きの業務を行うため、いろんな簿冊を片っ端からひっくり返す。いつの間にか机の上が書類の山になっており、T副技監の机上にも「仮置場にさせてください!」などといって食い込む。

午後は電話を何本かいただいた。
一人は、三重の林業家のS氏。現在の事業の進捗やもろもろについて話をうかがった。「すっかり林業のことを忘れているんじゃないかと思って心配した!けど話がちゃんとできたので安心した。」とお言葉をいただいた。いや、むしろこちらのことを忘れられているんじゃないかって、逆に心配してました・・・
そして、県職労のY先輩。ちなみに、大学の先輩でもある。Y先輩に言わせると、三重県で一番最北に派遣されているのが、どうやら私らしい。12月2日に来市する予定があるとのこと。
そして、大船渡農林センターのO氏から、今晩の食事のお誘い。キター!

夕方、今日は幹事会社とのミーティング。各仮置場を担当する職員も参加するので、復興局の会議室は満員である。
今日は課長から、23日の東海新報の記事の紹介があった。東海新報には「世迷言」という、天声人語的コーナーがあり、23日は市の取組が絶賛されていたが、翻って24日は市への注文。
作業員の安全管理などへの注文だったが、基本適切に行われているが、改めて幹事会社にも依頼されていた。作業のディテールにもチェックが入るようになってきたということは、徐々に落ち着きを取り戻している証拠である。

ミーティングを終え、盛にある中華料理店「龍華」に向かう。到着が遅れたので、すでに会食が始まっていた。
今日は、大船渡農林センターの臨時職員の方がご退職されるということで、有志の送別会。それに部外者の私も食い込んでしまった・・・O氏、U氏、H氏、Oさん、そして退職されるYさんとお子さん2名の計8名の席となった。

女性お二人+お子様お二人が先に帰宅され、林業技師4人で懇談会となった。
地域の風習こと。結婚披露宴でなぜか最初に餅が出てきて、後の食事は「おりっこ(折詰)」に入れてもちかえること。言葉が県内でも違い、沿岸の言葉は少しきつく感じること。熊の肉は適切に処理されていれば絶品であること。おいしい日本酒のこと。ツイッターのことなどなど、多岐に渡る話で盛り上がった。
そして、以前から謎だった田んぼの畔山は、県行造林の防風帯ということも判明した。
広葉樹は防風帯
また、仕事の話では、ベテラン技師ならではの話も聞くことができ、最高に充実していた。
O氏には、お願いしてあった資料もいただき、今後現地調査の段取りもしていただいており、本当にお世話になりっぱなしである。

新しい出会いの中でコミュニケーションを円滑に進めるには、どんな些細なことでもいいので、共通の話題があると有利だと思っている。所属や仕事の内容、趣味、共通の友人、出身地、生い立ち、母校・・・
今の職場では、なかなか共通項が見つけられず、立ち入ったコミュニケーションにまで達せない自分がいる。しかし、今回は「地域機関で林業技師」という、ストライクゾーンに入った+お酒という環境だったので、いつになく、いろんな話をすることができた。

いつの間にか23時前になっており、一旦表に出る。代行を依頼してあるので、皆さんとお別れするものの、なかなか来ない。お店の方が「中で待ってたら」と呼んでくださり、あったかいお茶までいただく。
しばらくして代行の方が見えたが、以前Y先輩と一緒だった時と同じ方だった。
ドライバーと少し話をしながら、ベースキャンプへと戻った。