2015年3月1日日曜日

#765 Crossover Kesennuma Vol.22 -唐桑の味覚+一生の友達#2-

昨晩遅かったからか、あまりすっきりと起床することが出来なかった。しかし、散髪に行く機会を逃すわけにはいかないので、気仙沼の母の元へ。
事業のこと、用地買収のことなどなど...いろいろと説明を行う。

小雨がそぼ降る中、ダッシュで唐桑の「かき小屋唐桑番屋」へ。
楽天さんま祭りに参加していたメンバーで、今日はかき祭りとなる。いつものk氏、KRAのC氏、市役所のEさん、Sさん、島田珠代似のOさん、先日の船でも一緒だったTさん、そして派遣のU氏と中学、高校が一緒だという、福祉施設で勤務するYさんと、8人で爆食することに。
胃に入るのを待つカキたち
鉄板の上で蒸す
できあがり!
剥き方のレクチャー
身がデカすぎ!!!
力ずくで開けてはいけない
カキは一人15個ぐらいの割り当てがある。すべてデカすぎる身が収まっていた。縦長の貝と扇形の貝が見受けられた。扇形のはフランスから輸入されたものの子孫らしい。カキだけで腹いっぱいになるという貴重な経験が出来た。
引き続き、メンバーで「プランタン」へ。ロールケーキを食べながら、話は方言のことになる。「さるっこばっぱ」をはじめとする、様々な方言が語られる。同じ気仙沼市内でも、唐桑、旧気仙沼市、本吉と話される言葉が違うのは面白い。30代オーバーのこのメンバーだと、日常的に方言を使ってくれているのでうれしい限り。
メンバーと別れ、一路大船渡へ向かう。今日は春の火災予防運動の一環で集落を巡回が行われており、終了後の慰労会にはまることに。大船渡市役所のM係長が誘ってくれたのだが、いつもイベントがあるごとに声を掛けてくれ、おかげで本当に沢山の人たちと知り合うことが出来た。M係長とも一生関わっていくような気がする。
消防団に徹底されている津波予報発表時の20分ルール
仕事していないけどはまってます…
愛知県東浦町から派遣のE氏とともに
ふと、板橋区から派遣のN氏から「水上さんは議員になるべきじゃない?」と話される。FBで繋がっている友達から、思いもかけない言葉が出てくる。個人の幸せを追求するべきか、万人の幸せを追求するべきか。独り身の自分にとっては後者もありかもしれない。

途中から、別の分団の方が乗りこまれる。おひとりから「派遣で来ている人たちに、外からの視点でこの街を評価してほしい」と伝えられる。こう言ってもらえることは、とてもありがたいことだった。誰かに聞かせたい...

散々しゃべってから、E氏とともにドロンさせていただく。車内ではE氏と派遣についての思いを語り合う。自分と同じような思いを持っているE氏。今回得られた成果は、必ず地元で反映させていきたいとのこと。もちろん自分もそう思っている。

末崎小の仮設にE氏を降ろす。いっそう空家の増えたこの仮設も近々撤去されると聞いている。
降雨につき、あまり視界の良くない中を、ベースキャンプへと戻った。