2015年3月8日日曜日

#772 束の間の帰省

当然いつものように起床することもできず、惰眠を貪る。朝食兼昼食のお好み焼きを食べ、「扉」という名のクルマに荷物と母を積み込んで、飛騨へと向かう。

春のような明るい陽気の中、高速は渋滞もなく順調に進む。車窓から眺める景色は少しづつ変化しているようだった。中津川ICで降り、いつものルートを行く。

途中、道の駅付知に立ち寄る。マガジンラックには、岐阜県の森林・林業の広報誌が置かれていた。美しい想定にリッチな中身と、その充実っぷりに敗北を認めざるを得ない。
岩手はガリ版風、宮城はカラーだが、縦書きの文字が多すぎる内容、福島はとてもシンプル、そして三重は2色刷り...

買い求めたみたらし団子やひだ牛乳を飲みながら、祖母宅へ。
 93歳になる祖母は、自分のことを認識しているかどうかは定かではなかった。しかし、笑顔を見せてくれたのは良かった。
帰路は一人となる。
お土産を買い求めに、下呂駅近くの繁華街へ。日曜の夕方にも関わらず、街を散策する人を沢山見かける。
土産と切符を買い求め、行きとは異なるルートで戻る。しかし、ルートの選択ミスか、一宮で高速の渋滞に巻き込まれる予告が。名岐バイパスに迂回するも、ここも激しい渋滞。3車線の道路がクルマで埋め尽くされる。宮城では、極力避けていることもあるだろうが、ここまでの渋滞を経験することがほとんどない。やはり人が多いんだなと実感する。

名古屋市内で姉と合流し、夕食を摂る。合わせて、お世話になっている友人向けのお礼の品を買い求める。似合うといいのだが...いや、必ず似合うはず。

実家まで、下道で戻ることに。クルマの多さ、道の広さ...気仙沼との違いを感じる。

自分が帰省しているタイミングで、鹿児島から派遣のk氏が愛好家と3人で写真展を開催している。その様子がFBのウオールに流れる。友人の重要なイベントのタイミングに気仙沼に居られないことが、少し寂しく感じた。