2014年10月28日火曜日

#641 衝撃

仙台に9時半までに到着する必要があるため、いつもよりかなり早めに起床する。この秋一番との予報であり、案の定寒い。スーツに着替えて出発することに。風がやや強く、上着がないと少し辛い。

K氏の運転で284号線を西へと向かう。気仙沼方面へ向かう車が多く、すなわち気仙沼には宿泊の場所が少ないことを意味している。
大船渡線と並走
若柳金成ICに近づいたころ、K氏が「あ、山が白い...」と。正面に見える栗駒山には雪が。
予定通りに県庁へ到着し、2階の入札室と呼ばれる会議室で研修となる。土木部事業管理課主催で、内容は積算システムや震災後に新たに作られた制度の説明である。午前中は積算システム開発企業の担当氏による説明に終始した。端末の操作を行うわけではないので、具体の質問が出ることもなかった。

昼食は、外に出る。誤って上着を部屋に置いてきてしまい、強風に立ち向かうことになる。
研修にも参加していた治山班のM技査、仙台のK技査、S技師、そして別途合流した治山班のN技査とともに、近くの店で摂る。夜は居酒屋、昼は広々したスペースでランチが提供されている。暖を取るためか、皆味噌ラーメンを注文していたが、悲しいかな、スープがぬるめ...

午後、事業管理課の担当氏による、制度の説明が行われた。既に業務が動いているため、適用されている内容は概ね把握しているが、丁寧な説明の元、改めておさらいが出来てよかった。この研修、去年の4月に有ればよかったのに...
その他、発注時に必要なアプリケーションの説明が行われ、研修は終了となる。

12階へ打合せに行く前に、K氏とともに喫煙コーナーへ立ち寄ると、偶然にも森林整備課に徳島から派遣されているA氏と顔を合わせる。この時期になると、大体来年の話になってしまうが、A氏からあまりにも衝撃の発言がなされた。
詳しい内容を記載することは出来ないが、宮城がどのように考えてその結論に至ったのか、理解が難しかった。少なくとも、ここにいる徳島、兵庫、三重の3名は。
今までも、何度か上層部には進言している。しかし、それがすべて握りつぶされた結果なのかと思うと、悲しい。

12階で打合せを行って、帰路につく。中途、H主任主査から不幸の電話がかかってきた。昨年度に自分が担当した工事に関することだったが、ある書類作成を完全に忘却していた。明日以降取り掛かることにしよう...
そして、今日はやたら大量のスパムメールにも悩まされる。メールアドレスの法則性を発見し、遮断に成功したが...

車内で、K氏とともに衝撃の内容について語り合う。自分が思い立ったある仮説を説明したところ、K氏も納得している。その仮説が正しかったとしても、なにやら正直者が馬鹿を見るような気がしてならなかった。

珍しく、K氏と二人で食事に出ることに。目指していた店は、貸切や定休日で立て続けにアウト。少し離れたところにあるブランチという店へ。K氏は和定食を、自分はお子様ランチの大人版みたいな洋定食を選んだ。

冬のような風が吹きすさぶ気仙沼を行く...