2014年10月13日月曜日

#626 futuristic forestry

台風が接近しているため、案の上曇り空だった。少し体が重いので、布団でグズグズしながら起床のタイミングを計る。なんとか這い出して、準備して1号機で出発する。

カーナビを新庄市の目的地にセットし、いざ西へと向かう。通いなれた284号線を通り、金成経由で鳴子へと抜ける。道は至って快適で、秋の奥州路を楽しむ。

途中、鳴子峡へ立ち寄る。駐車場にクルマはそこそこ止まっていたが、肝心の紅葉はいまだ成らず。時期尚早とはまさにこのことだった。
 
レストハウスで丸いダルマのこけしを買い求め、47号線を西へと向かう。県境を越えてから、路側には私服の警察官やパトカーが目立ち始める。全国育樹祭が開催されているため、警備が厳重に行われていた。

新庄市に入り、目的地である福田山の新庄中核工業団地へ。昨日今日と開催されている「2014森林・林業・環境機械展示実演会」の会場へと入る。
巨大会場
 林業機械を身近に見るのは3年ぶりなので、正直何から見ていいのかよくわからなかった。とりあえず、近場から手当たり次第にブースを訪ねることにする。
アタッチメントを容易に交換できるデバイス
チェーンソーアートのデモあり
最近の流行はハーベスタ
双腕のバックホウ
巨木を飲み込むチッパー
高速フォワーダのF801は三重にもあるらしい
北海道しか使えないかな...

実演も行われている
自動ステアのトレーラー
レーザー計測して森林を3Dモデリング化
ハンディGPSもスマホ的インターフェースに
高知発、巻枯らしを安全に行うための道具
巨大自走式チッパー
手元操作で細かい動きも

4輪が独立して動くスイス製機械
いくつかの機械やデバイスが、新しい林業の可能性を感じさせる。こういった機器を活用するために、土台の部分を整備していく必要を強く感じる。たとえば、現況の資源量であったり、地形データであったり。うーん、悩ましい...

FBに会場入りを書きこんでいたところ、住田のI氏から連絡が入る。旗日は現場が稼働していると思っていたので、知っている人は誰も来ていないと思ったが、会場近くの新庄自動車に入るとのことだったので、訪問することに。

新庄自動車は、ステアリング機能付きのフルトレーラーで、業界では名が知られている。また、林業用のトラックの架装も得意としており、全国に顧客を抱えている。
運転席のリモコンで前側がステア
のち、社長を含める多くの方と話をすることに。三重にも顧客がいるとのことで、またしても東北と三重のつながりを感じる。その後、夕食に同行させていただくことになった。

市内の居酒屋で、岩手、山形、福島、大阪で懇親となる。そして、のちに鹿児島の伊佐愛林の代表が合流する。今日は喫煙者が自分と伊佐愛林の代表しかいないので、時折喫煙コーナーと焼死するテーブルで話をすることになる。
鹿児島の林業の実情、持続可能な林業を目指す「ひむか維森(いしん)の会」のこと、所有する特殊なトレーラーは新庄自動車でしか作れなかったことなど、貴重な話を伺うことが出来た。

多くの方と話をする中で、林業機械としてのトラックの重要性、またその機械への思いを沢山伺うことになる。道具にこだわることは、いい仕事をするための必須条件だと感じた。

ノンアルコールで耐えた懇親会も散会となり、風雨が強まる中、行きと同じルートで気仙沼へと戻る。