2014年10月4日土曜日

#617 確率4割**

いつもより、少し早く起床する。外は絶好のツーリング日和だ。準備に手間取り、予定時刻を10分過ぎてしまう。5号機で千厩へと向かう。

結局、N技師の住まいには15分遅れで到着する。「遅かったから、洗濯干してます…」とつれない。
少し雲が増えてきた気がするが、気温は高め。来ていた服を1枚脱いでから出発する。
若柳金成ICから東北道に乗り、仙台宮城ICで降り、待ち合わせ場所のコンビニへと向かう。

しばらくして、仙台のO技師が到着。ここから3台でツーリングに向かうことに。出発直後は少し渋滞に見舞われるものの、その後は順調に秋の仙南を快走する。
N技師のリクエストにより、大河原にある四川刀削麺という店へ。昼には少し早い時間だったので、しばらくは自分たちだけで貸切。ややスパイシーな刀削麺を食べる。
ワンタン入り
4号線を南下して蔵王町へ。走行距離の違いから、自分だけが給油をすることに。しかし、ガソリンが安い...
西進して、蔵王エコーラインへ。ほぼ1年ぶりにこのルートを走るが、田園風景から果樹園、遠刈田温泉街、広葉樹の森、そして紅葉から火山らしい風景へ。変幻自在の風景に、ずっと心が奪われる。しかし、山頂に近づくにつれてガスが...蔵王ハイライン料金所付近は、ほとんど周りが見えなくなっていた。
N技師からどうするか相談を受けるが、ここにいても暖を取ることさえできないので、ひとまず山頂を目指す。
寒すぎる駐車場に到着。外気温は、10℃...
5号機 O技師 N技師
寒さに耐え兼ね、まずはレストハウスでコーヒーを飲むことに。ガスが晴れるのを待っている人たちもいるが、1時間待っても状況は変わらないとこぼされていた。

意を決して外へ。
向こうにお釜があるはず...
悔しいので去年の写真を
寒々しく記念撮影
やむをえず立ち去ることに。駐車場に向かっていると、係の方に話しかけられた。「毎日通ってっけど、お釜見れんのは4割ぐらいだなぁ」と。そういえば、市役所に派遣のK氏は、何回来てもいつもガスっていると言っていた。確率50%の自分は、まぁいい方だろう。

山形側に下山し、西蔵王高原ラインを通って、少しコンビニで休憩。こちら側はあまり天候に恵まれなかった。
山形道を通らず、旧道の笹谷峠を越えて宮城へと戻る。峠道はやや紅葉しており、天気が良ければ良かったなと思う。
笹谷峠から山形側
うーん、すっきりせず
川崎を通り、再び集合地点のコンビニで解散となる。
大船渡市役所のK主任から着信があったので、折り返すと晩御飯を食べに来てほしいとのこと。ここから大船渡まで直行することに。

水沢ICで降り、極寒の種山を越える。下流側に建設が進められていた津付(つづき)ダムの建設は中止されたが、バイパスは今月末に開通予定。2011年の10月、初めて住田やってきたときに通ったこの険しい山道を走るのも、今日が最後となるだろう。

K主任宅に訪問し、息子とWiiのゲームなどを楽しんでいると、七夕でもお世話になっているS氏が登場。一緒に奥様の手料理をいただくことに。焼いたサンマにつみれ汁。ひさびさに三陸の家庭の味を満喫する。
S氏が持ち込んでくれた栗の甘露煮やデザートまでいただいてしまい、充実した時間が過ぎていく。

23時ごろ帰路に着く。気温は10℃代前半にまで下がっており、正直寒い。
気仙沼に入り、内湾を走っているとやたら明るい船が。
たぶん、サンマ船
海面を照らす灯には、銀色に光るが写っていた。しばし行ったり来たりしていたが、何をしていたのかは不明。写真を何枚か撮影し、ベースキャンプへと戻った。