2014年8月28日木曜日

#580 MIE×MIYAGI

昨晩も少し早く寝たので、今日も早めに起床する。外は細かな雨が降っており、相変わらずの肌寒さ。帰県の準備をしてから部屋のドアを開けると、同時に出てきたK氏がびっくりしていた。

最寄りのコンビニでT班長と合流し、一路仙台へと向かう。三陸道はかなりスムースに流れており、何事もなく市内へ到達する。
パンなのか米なのか...
会場への駐車場入り口はT班長が地の利を生かして案内してくれる。
記念すべき、第50回北海道東北ブロック治山林道研究発表会が開催される。会場は東北森林管理局や北海道と東北六県の林務職員でごった返していた。
ロビーではパネル展示が行われており、過去の治山事業や海岸防災林の復旧が展示されていた。
10時から開会となる。森林整備課のK課長の挨拶に始まり、午前中は5名の発表が行われた。
この中で注目していたのは、栗原のK技師の発表だった。内容はゲータイトと呼ばれる水酸化酸化鉄が、地すべり対策の集水井を詰まらせてしまうため、その対策と効果について調査したものだった。垢抜けたパワーポイントや化学的なアプローチは、治山技術者と一線を画しており、好感が持てる。ただ、識者に言わせると、わかりきっているとかもろもろあったようだが...彼の現状をブレークスルーする可能性に期待したい。

午前の部が終了したので、会場を後にする。地下鉄で仙台駅へと向かい、お土産と駅弁を買い求めてはやぶさに乗り込む。もはや撮影している余裕さえなかった。
月曜と同じルートを辿る。最近は東北新幹線も乗りなれてしまい、時折雨のふる車窓に目新しい風景はなかった。
地振部のO主査に買えと言われていた南三陸海宝弁当は売切れ...
東京駅では6分乗り換えを何とか決め、久々のN700系で名古屋へ。東北に比すると沢山の家が密集しており、カーブも多い。そして浜名湖を通過する。Xデーが来る前に、代替路線でもあるリニアが開通するといいのだが...
名古屋でも短い乗り換えを決め、アーバンライナーで津へ。誤って喫煙コーナーから遠い席を取ってしまっていたので、発車2分前に変更を決める。チケットレス最高!

三重に入ると、既に至るところで稲刈りが始まっていた。
異次元空間...
駅を出ると、今の季節らしくない涼しい風が吹いていた。汗もかかずに県庁へと向かう。周辺は三重ナンバーのクルマばかりで、なぜか驚いてしまった。

何名かと話をしていたところ、会う人会う人「太ったね」と言われる。いや、三重にいた時と体重は変わらないはず...
木材コンビナートを視察していた宮城のK次長が帰庁された。三重のI課長と3名で少し話をする。I課長は防潮堤に興味を示されていた。

直属の上司でもあるA班長にセットをお願いしていた、嬉寿司という懇親会場へ向かう。津で数多くの飲み会があったにも関わらず、ここに来るのは初めてだった。三重のY次長、M治山林道課長、A班長と自分の5名でいろいろ話をする。三重のいいところ、宮城のいいところ...今は林務職員の派遣で繋がっているが、復興が成し遂げられてからも、お互いパートナーとして末永く関係を保っていければと思う。
来年度の希望など話をしていると、言葉を発するたびに泥沼へと陥っていく。あぁ、それだけは勘弁してほしい...

一旦散会し、宮城のK次長と2名でJO'sBARへ。この店も本当に久々だ。木曜日ということもあり、店内は木曜日ということもあってか、比較的空いていた。少し飲みながら、かなりオープンな話し合いになる。こんなにズケズケと言ってしまっていいのかな、というくらいズケズケ話をした。

終電の時間が迫ってきたので、2次会も散会となる。ホテルへ向かわれる次長をお見送りし、帰宅することに。

愛猫のいなくなった実家は、少し寂しかった。遅い時間だったが、家族と少したわいない話をした。