2014年8月16日土曜日

#568 お盆らしさ

いつもより若干早めに起床する。天気予報にやや抗えたのか、激しい雨は降っていなかった。しかし、準備を整え1号機で出発するころには、小雨がぱらついてきた。

エースポートに出向き、大島のしんちゃんこと、O氏と合流する。本来ならば5号機によるツーリングで八幡平へ出かけるところだったが、その夢は天気によって見事に打ち砕かれた。急きょ目的地を変更し、45号線を北へと向かう。

O氏から、震災時の行動、避難、その後の出来事に始まり、気仙沼における就業状況や生活環境、そして街の復興や未来のことなど、多岐にわたる話をした。気仙沼におけるビジネスと一切かかわりのない友人からの話は、とても参考になり、そして時に重かった。

久しぶりに吉浜以北へクルマで足を延ばす。釜石の街は少し変化を見せていた。
大槌で45号線を外れ市街地へと向かう。道路は付け替えられており、見慣れぬ景色を抜け大槌町役場へと向かった。
一部保存される予定
建立された地蔵菩薩
役場周辺には仮囲いが設けられており、丁度神奈川からやってきたと思われる団体が、語り部から話を聞いているところだった。
 語り部からは、この街の今を見て、感じてほしいと訴えていた。
復興事業の説明看板
引き続き、45号線を北上する。山田の街を通る際、新たな宿泊施設をO氏に説明する。閖上のこととか、存外県外の自分の方が知っていたりするから不思議なものである。

宮古に入り、道の駅なあどに立ち寄る。お盆ということもあってか、賑わっている。土産物などを物色し、O氏に生ウニを超絶愛している旨を伝えると、収穫に立ち会うべきとのありがたいお言葉...夢のような話である。
あまじょっぱい塩ソフト
引き続き北へと向かい、田老を抜け岩泉へ。途中の絶景ポイントで停車する。
偶然、さんふらわあが通過
新潟ナンバーのクルマから降りてきたおんつぁんから、「さっき列車の中で会いましたよね?」と尋ねられる。いえ、乗ってないです...誰だろう?もしその列車に乗っていたら、ドッペルゲンガーで
危険な状況に陥っていたかもしれない(笑)

小本から455号線に入り、岩泉へ。目的地の龍泉洞に到着したのは13時を回っていた。さほど寄り道をしたわけでもないのに、岩手は広い...駐
車場には沢山のクルマが止まっており、人通りも多く、いかにも夏の観光地という感じである。隣接する観光会館で昼食とする。その前に、龍泉洞入場料と600円分の金券がセットで1300円という、とくとくチケットを買い求める。
硬券食券がマニア心をくすぐって止まない。
至って普通のキノコそば
先ほどから「流しそば」が気になっていた。メニューにも記載されていないので、もう止めてしまったのだろうと思っていたら、続々と注文が入っていた。竹の樋を、丁度一口サイズのそばが流れおちるギミック、中の人はどうなっているのだろうか気になる。
いよいよ、龍泉洞へ。
既に入口から寒い
 駐車場の係の方に上着は必要かと聞いたところ、いらないとの回答。しかし、その選択は誤りだったと気付く。
ピュアウォーター
なんか怖い
とても整備されていて歩きやすい
11.5℃ってどうよ...
展望台からのぞき込む。シミュレーションっぽい写真になってしまった...
第2地底湖の水深は38m
第3地底湖
ちなみに、気仙沼湾の水深はおよそ10m...
かなりクオリティの高い鍾乳洞は、観光名所として一流。行く価値は十分にある。
洞から出ると、案の定メガネが曇る。
岩泉のカーバー西間さんの作品
釣りもあり
引き続き、隣接する龍泉新洞科学館へ。こちらはもう少し学術的な展示となっており、館内の撮影は禁止されている。自分が今まで経験した鍾乳洞は、こちらの雰囲気だった。

充実した時間を過ごし、盛岡方面へと向かう。と思っていたら、何も考えずにあらぬ方向に進んでいた。葛巻方面に抜けようと試みたが、未舗装路につき1号機での突破を断念する。恐るべき岩手...
三重では見かけることのない、カラマツやアカマツの林を抜ける。O氏ともども、岩手の良さを実感する。宮城よりも岩手の方が好きだという意見は一致した。

455号線に再び戻る。途中、三田貝分校という変わった道の駅に寄る。喫煙しているとバスの運転士さんから話しかけられる。喫煙者には厳しい世の中になったことや、津波のことなどなど...
雨が降ったりやんだりする中、盛岡の市内へ。O氏が薦めるじゃじゃ麺を遙遙屋という店で初めて食べることに。
まずは普通に食べる
 メニューに「ちーたん」とあり、何かわからずにずっと悩んでいた。で、半分くらい麺を残して「ちーたん」を頼むと、ゆで汁を入れてもらえる。
一杯で二度おいしい!
お腹も満たされ、東北道、釜石道経由で気仙沼へ。エースポートで巡航船に乗るO氏を見送り、ベースキャンプへと戻った。なんとなくお盆らしい、観光の旅を終える。次回は5号機で行きたい...