#562 自宅待機

降水確率100％の呪縛から逃れることは不可能だった。本来であれば、住田のI氏、Y君と八幡平にツーリングに出かける予定だったが、それも流れてしまった。昨日簡単に連絡を取り合ったが、どうやら今日を逃すと今シーズンは無理っぽい。最初で最後のツーリングが...しかも、祭の最終片付けまでブッチしてしまった...

今日は一歩も家から出ず、ひたすらテレビを見続けていた。こんなに三重という名前が連呼されるのも、こちらに来て初めてかもしれない。

豪雨には見舞われていたが、幸いにも甚大な被害は出ていないようだった。東海豪雨や紀伊半島大水害が頭をよぎったが...
姉からLINEでメッセージが入る。どうやら店の応援に向かっているようだった。こんな日ぐらい閉めておけばいいと思うのは、役人的発想なのか...

昼過ぎ、スマホが大音量で鳴動し、テレビ画面に緊急地震速報が表示される。青森県の沖で地震が発生した模様だった。しばらくして、緩やかに建物が揺れた。

夕方になり、特別警報も解除され、実家のある街に出されていた避難指示も解除された。念のために連絡してみると、何もなく無事に台風をやり過ごしたようだった。
FBやネットを見ていても、目で見える範囲では過酷な状況にはなっていなさそうだった。ホッと胸をなでおろす。

さすがに一日家にいるのも...と思い、大型ショッピングセンターへ買い出しがてら、夕食も兼ねてほっこり湯へ向かう。お盆休みの時期でもあるからか、前回よりは賑わっていてよかった。

何かに勝ちたいわけではないが、かつ丼

外は風が強く吹いている。台風の強風域に入っているからだと思われる。この地方も、このまま何もなく朝を迎えてほしい。