2014年8月13日水曜日

#565 継承

久々に青空を見た気がする。といっても雲量が多くてすっきりとした晴れでは決してないわけだが...いつものように準備をして、いつものように出勤する。

世の中はお盆休み、職場もご多聞に漏れず、いつもの半分くらいの人員しかいなかった。その中でも出張に出かけてしまうスタッフもいるので、ますます閑散とする。連日の資料整理を進め、完成度を高めておく。
外は暑くなく、とても爽やか。N技師が栗駒山が呼んでいると口走るが、まさに...
非ライブカメラA
午後も静かな環境で作業を進める。ある資料を確認していると、思わずため息が漏れる。完成までまだ少し時間がかかりそうだ。しかし、残された時間はあまりない。

業務終了後、project HITAKAMIの予選落ち残念会をS主事、W技師と開催する。行ったことのない店に行きたいと自分がリクエストしたので、ログハウスのイタリアンレストラン「ロカーレ」に向かうが、生憎予約で満席。近傍のブランチもクルマでいっぱいになっていた。クードフーというイタリアンレストランに向かう。
夏なのにチーズフォンデュ
仕事の話、プライベートの話、どうでもいい話、重要な話、いろいろな話題で盛り上がった。こういった業務外の関係が築けていなければ、この地での暮らしも非常に厳しかったと思う。

治山業務の経験が浅いというかほとんどないため、仕事に直結している内容では、後輩たちにあまり伝えられることはない。ただ、その他に、後輩たちに受け継いでもらいたいことがある。
「20代に払わせるほど、落ちぶれていないから(笑)」と嘯き、食事代を出しておく。実際、昨日は自分がごちそうになってしまっている。自分が今までに受けているご恩を、ここで返しておく。先輩から後輩へ、こういった文化をぜひ宮城でも継承していってほしいと感じる。

S主事は夜の街に消え、W技師とベースキャンプへと戻る。ポストに投函されていた東海新報を開けると、盛の七夕の写真が...地元紙に姿を載せてしまった。