2014年8月3日日曜日

#555 Crossover Kesennuma Vol.15 -diversity-

ベースキャンプにおいて、いつもの休日のアラームで起床する。ここのところ、ずっと出かけていたり、早く起床しなければならなかったので、こういった朝も久々である。朝食を摂り、懸案だった事項をいくつか片付ける。
クーラーをつけようかつけまいか、大いに悩む。窓を開けていると、風が入ってくる。しかし、少し暑いうえ、カーテンを開けていると直射日光がモロに室内へ。意を決して、今年初めての冷房を投入する。

今日も合流する予定の高田の友人から、昼食を食べておいてほしいとの連絡が入ったので、5号機でまるきへ。昼時はお客さんで賑わっており、夕方のゆっくりとした感じとは異なっている。8月7日までの限定メニュー、冷やし中華そばを味わうことに。やはりまるきの限定メニューはコンプリートすることが求められている。
特にスープが絶品!
スープを味わっている間、友人からベースキャンプに到着したとの連絡が入る。急ぎ食事を終え、エビナにETC取り付けのために5号機を預けて、迎えに来てもらった友人と合流して気仙沼中央公民館へ。

今日はこの場所で、ピアニストの池田公生氏が主宰するNPO法人夢のはな奏であいが「愛のほほえみコンサート」が開催される。昨日は高田で、今日は気仙沼とツアーが組まれている。
自分はほとんど役に立たないが、お手伝いとして紹介してもらうことに。
プログラム
池田氏の挨拶
第一部は障がいを持つ方々によるピアノの演奏。練習の成果なのか、天賦の才能なのか、5名のピアニスト全員とてもクオリティが高かった。自分の聴く能力が不足していることを悔やむ。
 第一部のフィナーレは、ピアニストたちの合唱。
10分のインターバルを経て、第二部へ。被災者の詠まれた詩をメロディーに乗せ、池田公生&お洒落倶楽部のメンバーが歌う。歌詞の内容は決して軽い内容ではない。ただ、中には作詞者のリクエストにより、元気になるメロディーでというものもあり、ややアップテンポに演奏される。
祭とバッティングしていたからか、来場者はさほど多くはなかった。しかし、皆それぞれ感動して帰られたというのはわかった。上質なコンテンツを身近に触れることが出来るのは気仙沼にいるメリットだが...後片付けなど少しお手伝いして、会場を後にする。

友人のリクエストにより、男子禁制とされる(嘘)セレクトショップ「もうね屋」に立ち寄る。
店内には、女性が好みそうなアイテムが多数取り揃えられていた。「バッグチャーム」なるものは、何に使うのか意味が分からなかったが、丁寧に教えてもらった。東京では高価な手作りアイテムも、気仙沼ではリーズナブルに入手できる。自分も、カメラの識別用に一つ買い求めた。
ふさふさがちょうどいい
引き続きアンカーコーヒーでねまることに。友人に、自分では持ちえない視点や価値観で物事を見られてとても良いと伝える。
スマホを見ると、N技師がLINEでメッセージが届いていた。今日納車だったN技師の愛機と1号機で不正にツーショット写真を撮っている。アンカーコーヒーに寄ってほしいと伝えると、しばらくしてやってきた。
5号機とは違い、ドイツ製の機械は距離の割にはかなりきれいだった。コンパクトな車体にボクサーエンジン。乗ってみないとわからないが、いいバイクなんだと思う。

だべっていたら、日が陰ってきた。284号線を一関に向けて走る。ぬこRはとてもシビアなクルマなので、心が休まらない。さながら、3号機と5号機、ぬこRと1号機といった関係か...

夕食はあさひ屋で。アンカーコーヒーで上げ底してしまったので、軽めにグラタン。
久々に...
一ノ関駅に到着し、若干のトラブルが発生するものの、友人の妹を見送る。いつの間に、自分は一ノ関駅で人を見送るような地元っぷりを発揮するようになってしまったのか...
帰路、コンビニでアイスを買い求める。車内では結構愚痴を言ってしまった。身近に友人がいると、いろんな意味で助かる。ベースキャンプへと戻り、ここでも見送ることに。