2014年8月21日木曜日

#573 異国の地Ⅲ

昨日も予想以上に早く寝落ちしてしまった。雨音がベースキャンプの屋根を叩く音に目覚め、少し早めに起床となる。昨日ミサコさんのいただいた生ウニを食べる。
んめぇっちゃ♪
明日以降のための準備などをして、いつものように出勤する。丁度晴れ間だったので、ほとんど雨に当たらずに済む。

起工のための足りない資料をダッシュで準備する。HとI、二つの施工予定箇所を1週間の時間差でほぼ同時に進めているので、それぞれ異なるリクエストがあるために、若干混乱に陥る。順番を間違えてしまうと、手戻りどころかもっとクリティカルな事態に...

10時くらいから半数が現場に出てしまったので、少し静かになる。かといって、作業のスピードはさほど変わらなかった。
午後も引き続き作業を進める。何とかフィニッシュを迎えるが、N技師から積算に関する提案が入る。確かに、ごもっとも。急ぎ修正を掛けることに。
ワタワタしている、こういった時に限って、アプリケーションやプリンタの設定、消耗品の注文など、結構サブ的な業務が何故か流れ込んでくる。ささっと片づけていく。

業務終了後、1号機で一ノ関駅へ。ギリギリセーフでやまびこに滑り込む。
車内は比較的混雑しており、そのせいか、自分の車両には車内販売が宇都宮を過ぎてからしか
到達しなかった。飲み物もなく、食べ物もない...下車20分前にようやく飲み物を手に入れられた。

定刻に大宮に到着する。ドアから外に出ると、なんだこれは...バリ島のデンパサール空港に降り立った時を彷彿させるようなありえない熱気に包まれていた。
乗り換えの通路を歩くと、白の半袖カッターに黒いパンツに身を固めたサラリーマンというより、戦士たちの行進に出会う。気仙沼は作業服率が圧倒的に高いので、少し異様な光景に写る。
酷暑の中での通勤、都会で働くというのはとても大変なことなんだと、痛感する。

半立ち食いの蕎麦屋で夕食を済ませ、4ドアの通勤電車に乗って大学の同期F宅へと向かう。酷暑の夜は、クーラーなしでは過ごせなかった。