2014年1月21日火曜日

#361 小さな一歩

窓から日差しが差し込み、暖かい朝を迎える。布団から手を伸ばしてエアコンのスイッチを入れたはずが、変なところを押してしまったようで作動していなかった。しかし、心配はいらなかった。
胃がん検診のため、何も食べずに出発する。おなかは空いてはいないが、なんとなく力が出ない。

到着後、早速検診の申込に行く。かなり早く出向いたはずが、受付番号は23番。係の方が「順番が来たら、内戦で呼びます」とのことだったので、執務室に戻る。
小1時間経ったころ、電話がかかってきた。検診車に向かい、検査衣に着替えて発泡剤を飲んでから別室に入り、バリウムを一気飲みする。以前、ビアタンブラーくらいのカップに満タンのバリウムを飲まされたことがあったが、今回は少量だったのでホッとした。自由自在に動かされ、検査は終了する。

執務室に戻って作業を開始するものの、なんとなく腹の調子がよろしくない。
非ライブカメラA
非ライブカメラB
午後、三重県庁の防災部局から電話が入る。やんごとなきお方が来県されるとのこと。万難を排して臨むと伝える。

歌津の法面施工現場の完成検査となる。工事の規模は小さいが、宮城に来てから初めての完成を迎えると思うと感慨深い。施工業者のS兄弟を迎え、A総括が検査を行う。つつがなく書類検査が終わり、現場へ。

久々の歌津の施工現場。チーム白老も無事復帰しており、消波ブロック積みも順調に進んでいた。
法面施工現場の出来形や出来栄えを確認する。県内でも多くの現場を手掛けている施工業者だけあって、クオリティ高く仕上がっている。

T班長に教えてもらった秘密の抜け道を通り、斜面の上側に立つ。丁度土地所有者の方が見えたので挨拶をしておく。
この施工現場は、震災前に波による浸食で「抜けて」しまい、土留工や厚層基材の吹付などで対策を行ってきた。そして、東北地方太平洋沖地震によって、防潮堤を超えた津波によって再度「抜けて」しまった。放置しておくと浸食が広がってしまうため、対策を講じることになった。これで一安心。
この地区の工事も、第1段階はまもなく終わろうとしている。しかし、まだまだやるべきことが沢山ある。

帰庁後、今のタイミングで終わらせておいたほうがよい業務を進めておく。キリのいいところで、M班長を一人置き去りにしてベースキャンプに戻る。

帰宅後にスマホをいじっていたら、小林可夢偉選手のF1復帰が決まったとのニュースを見つける。日本人ドライバーの復帰は手放しで喜びたい。そして、昨日買った寿司を晩御飯にした。