2014年1月16日木曜日

#356 one for all

不覚にもこたつで寝てしまい、目が覚めたら明るくなっていた。しかし、3度寝を実施することにした。ようやく目を覚ますと、外がどうも白っぽい。窓を開けたらやはり雪がうっすらと。研修の準備を何もしていなかったので、急ぎ着替えを鞄に詰め込む。

ひと月ぶりのスーツのため、またいろいろと揶揄される。「見合い、見合いw」とかわしておく。
朝一に来客がある予定だったが、音沙汰がない。しばらくしてやってこられた。どうも45号線が激しく渋滞しているようで、南三陸町入谷から相当時間がかかったようだ。

ここのところほったらかしだった書類を整理し、合庁を出発する。外気温は2℃くらい。最近は4℃あると暖かいと思ってしまう自分がいる。

目的地までのルートは若柳金成IC経由が最速だが、特に一関市川崎からICまでのルートがあまり好ましくないので、最近は南下する際は三陸道経由を選択している。自分の担当エリアを見られる機会は少しでも多いほうがいいので...しかし、45号線は渋滞とまではいかないものの、大量のクルマで流れは決してよくない。

時間的にやや厳しくなったので、石巻河南ICで途中下車し、マクドナルドのドライブスルーを活用する。三陸道から仙台北部道路へ乗り換え、最近開通したばかりの富谷ICで降り、下道を少し走っていると、同じ研修に参加するNNのH氏のクルマがルームミラーに映る。

目的地の東北自治総合研修センター(宮城県公務研修所)に到着した。東北6県と宮城県の市町村による共同運営の研修施設は、そのあまりのスケールに驚く。三重にもこういった施設は過去にはあったものの、現在は存在せず、会議室として利用されている。
ハードの是非をとやかく言うつもりはないが、職員の資質向上に必要という風土なのだろう。
ロビーでは、東部のO氏が「さみしかった・・・」と待ち構えていた。受付を済ませ、ひとまず宿泊棟の自分の部屋に荷物を置く。部屋はホテルのシングルルームの雰囲気。違いはバス・トイレが共同なこと、テレビがないことくらいか。

正式な名称は「震災復旧・復興に係る自治法派遣職員情報交換・研修会」で、3回開催されるうち、自分はこの日を選択した。
全国からの派遣職員は、現在宮城県庁に433名、市町村には962名。この数字にはおそらく他県で採用された任期付職員も含まれていると思われ、自治法派遣は300名弱。今回は県、市町合わせて90名弱の参加者で、県2/3、市町1/3程度の割合となっている。
岩手では、類似の研修が既に開催されているようで、話を聞いてうらやましいと思っていた。ようやく自分にもその機会が回ってきた。

講堂に移動し、挨拶のあと講義が行われる。
第1セッションは「復興の推進について」で、県の震災復興政策課の職員が、第2セッションは「職場のメンタルヘルスケア」で、県精神保健福祉センターの所長による講演だった。
 講義終了後、懇親会が開催される。明日のグループワークの班別に席が用意されていた。各テーブルにはプロパー職員が配置され、自分のテーブルには顔なじみの森林整備課のS補佐が座られた。
県管理職からのご厚意で、宮城のお酒が用意されていた。同じ班には徳島から派遣のI氏、土木事務所のY技査、同じく三重から派遣のO氏がおり、緊張することも全くなく、いろいろと盛り上がった。特にY技査とはゆっくりと話がしたかったので、絶好の機会だった。自分より若いと思っていたのに、なんと同い年だったとは...

懇親会が終了し、東部のO氏と浴場へ向かう。広々とした浴場にリラックスする。O氏ともゆっくり話す機会がそれほど多くないので、ざっくばらんに語り合う。
風呂を出てから、談話室で2次会となる。南郷一区仲間のNNのH氏、土木事務所のT氏らと懇親することに。そして後半は東部NNの方々と。

北から南から、本当に全国からいろんなパーソナリティを持った派遣職員が被災地にやってきている。自分も含め何人かは2度目の派遣だった。
少なくとも、今日出会ったメンバーは、何らかの思いを胸に被災地にやってきている。それが確かめられただけでも大きな収穫だった。