2014年9月29日月曜日

#612 stuck

朝からけたたましい火災報知機の音で目が覚める。正常化バイアスが作動してしまい、布団から出られなかった自体は猛省せざるを得ない。犯人は向かいの部屋のK氏。いつものように準備して、いつものように出勤する。

N技師と週末の出来事などを話す。仙台で行われたオクトーバーフェストに行っていたとのこと。ちょっと高めのビールを沢山賞味したようだった。

施工業者から依頼された資料をまとめることに。発注時にダッシュで準備してしまったせいで、2次利用のことを頭に入れていなかった。存外に手間がかかってしまったが、丁寧な作業を心がけてくれる新しいパートナーへの信頼感は高まった。
非ライブカメラA
昼休みになろうとするころ、水漁のT氏が訪ねてきた。いよいよ本日離任となる。挨拶に寄ってくれたので、用意しておいた餞別を渡す。
続いて、土木のN氏の元へ餞別を渡しに。N氏は明日まで勤務、1日に後任とともに立ち寄ってくれるとのことだった。前任のS氏もそうだったが、北海道庁は優秀な人材を送り込んでくれる。

いつものお弁当屋さんのカレーを食べようとすると、箱の中に「今日から新米です」と紙が入っていた。市内の水梨子で作られたお米。地産池消な感じがとてもよい。
午後は、先日来の積算に取り掛かる。資料の準備を進めていると、あっ、見積を取っていない...
仕事は思ったほどスムースには進まない...

業務終了後、総務のS主事の元へ。明日のスケジュール上会えないかもしれないので、餞別を渡しておく。彼とは今後も何度も会う機会がありそうだ。異動まであと1日、まだまだごたついていた。

大型ショッピングセンター内にある書店で雑誌を買い求め、こけしで晩御飯を食べる。エスポワールに行こうと思ったら臨時休業なのだろうか、灯が消えていた。中華飯を食べて、ベースキャンプへと戻る。

そういえば、鉄道雑誌の先月号に、島根県が一畑電鉄の車内を「加速化事業」の補助を活用して木質化したとの記事が掲載されていた。
最近の鉄道車両には、水戸岡鋭治氏のデザインを筆頭に、天然素材である木を使うことが流行していることは知っている。そして、自分は林業に関連する部署にいる。そんな自分が、補助事業をうまく活用するという、この発想に至らず、先を越されてしまったのは本当に悔しい。島根でできて三重でなぜ出来ないのか。この成果に至るまでの過程を知りたい。

鉄道と観光と林業、5年ほど前に環境森林部若手職員のWGで、BDFを使用し、内装には地域産材を利用した紀勢線の快速列車「古道の風」を走らせたいと提案したことがある。もちろん、それだけではなく、パッケージで熊野古道を盛り上げようと考えていた。いつかその夢が実現できる日が来ることを期待したい。