2014年9月6日土曜日

#589 忘れられない思い出 -大船渡復興東北三大祭り×盛の七夕-

少し早く起床しようと思ったが、結局8時になってしまった。久々に天気のいい週末を迎えている。洗濯やら、部屋掃除をしていたら10時...結局一つの予定を終わらせることが出来ずに、5号機でリアスアーク美術館へ。
どうしても見たかった映画、「波伝谷に生きる人びと」を観る。監督は、学生自体に波伝谷の民族を調査し、引き続き映画を製作しようと決意し、ほぼ3年かけて撮影を行った。
 2011年3月12日、本来であれば波伝谷地区で契約講の総会が行われる予定であり、そこで試写会が行われるはずだった。
震災当日、監督はその場に居合わせ、必死で高台に逃げていた。
波伝谷という地名は、「波伝谷の民俗」というレポートによれば、波で船が転んだ谷から、転が伝になってその名が付いたとされている。

最初にインタビューを行っているご夫婦、ご主人の顔をよく見ると、いつも説明会でお顔を合わせる方だった。しかし、映像と今の風貌はあまりにも違いすぎて、判断が出来なかった。この3年半でいったい何があったのだろうか。過酷すぎる時が過ぎたことは想像に難くない。震災はあまりにも巨大すぎた。
映像には、見覚えのある方が何名か登場される。ビジネスの場での表情と、映画を通じて覗える表情は異なっていた。自分にもこういった表情を見せてもらえるよう、もっと地域に溶け込むべきなのか...

2時間以上にわたる上映会が終わり、少しだけカンパをして美術館を後にする。
昼食はまるきへ。昼間はやはり賑わっていた。レギュラーな59年中華そばを食べる。
帰宅してダッシュで準備をするが、既に遅刻危険時間帯に突入していた。5号機で大船渡へ向かう。
途中クルマが多かったこともあり、集合時間から15分ほど遅れて吉野町公民館に到着する。山車の準備はたくさん人がいたので、H氏の傍らで火おこしをする。
そしてメンバーが集まって、まずは軽めのBBQ。
17時になり、いよいよ山車を出発する。今年で4回目となる大船渡復興・東北三大祭りの会場へと向かう。今年は盛岡のさんさ踊り、秋田の竿灯、仙台のすずめ踊り、東京の阿波踊りのプロチームなどに加え、地元大船渡盛から、吉野町と本町の山車が登場する。
今年2度目のデビュー
出発前の腹ごしらえ
テープカット
いざ出発!
←本町 吉野町→
暗くなると美しい
ミスさんさも来場
一旦通りを運行して、駅前で待機
ミスさんさの華麗な踊り
このリズム感はヤバい
太鼓も激しい
山車の内部を特別公開
やっぱり竿灯も好き
いよいよ最後の運行へ
今年の山車も最高
たくさんご寄付をいただきました
本町とのすれ違い
そして終演を迎える。
閑散とした丸森権現堂前線
去年はディズニーパレードもあって相当な人出でにぎわっていたが、今年は比較的コンパクトな感じだった。いや、むしろこれくらいの感じが大船渡らしくてよい。
山車を格納してから公民館へと戻り、慰労会となる。今シーズン初のサンマを刺身でいただく。しかし、地元の人たちは酢味噌で食べているではないか!せっかくのさんまを...それだけ、地元の人たちにとっては、新鮮な魚が当たり前の暮らしをしているのだと感じた。

そののちはSGへ。吉野町のメンバーに加え、本町のメンバーも合流し、二次会が盛大に行われた。散会するころには2時になっていた。そのまま深い眠りにつくことに...