2014年9月18日木曜日

#601 tactics

最近、早く寝て早く起きる日がたまにある。今日もその日で、6時半ごろに起床し、朝食を摂ってから洗濯などをする。日の出が早い三陸では有効な手段だが、毎日は無理っぽい...朝の時間を有意義に活用し、いつものように出勤する。

今日必要となる資料を準備し、水漁のT技師にお願いをしてから、土地価格算定のために必要なパラメータを得るため、H主事、A主事とともに南三陸へ向かう。A主事から持ち掛けられたが、気になったら何はともあれ、現場に向かうべきだと伝える。
その前に法務局に立ち寄り、登記簿取得のための申請書を提出する。

Hという施工予定箇所に到着すると、偶然にも関係者の方が見えたので、測定を後回しにして説明を行うことに。
「連絡がなかったので、もう工事をしないのかと思ってました...」と。大変申し訳ありません...
車窓もそうだったが、ここも以前とは様子が変わっており、既に施工予定位置は別事業の仮置き場へと変化していた。やはり、現場は大事だと感じる。
測定を行って、撤収する。昼食を摂る時間が無くなってしまったので、コンビニでおにぎりを買い求め、車内で食べながら移動することに。

そのまま昼食と法務局へ向かうA主事、H主事に合庁で降ろしてもらう。A主事が路側にクルマを止めたところ、H主事から「合庁の駐車場まで入りなさいよ」とツッコミが入る。当たり前なんだが..時折、A主事の不思議なアクションがあるが、社会経験の長短によるものなのだろうか。

14時から、Nという施工予定箇所の新しいパートナーである、施工業者の工事部長と監理技術者と打合せになる。丁寧かつ真摯な対応がとてもうれしかった。そして、少し業務の進め方について意見をいただくことに。
やはり、自分の求めていたやり方が現場にはあっていることが分かった。昨年度からそれを主張していたが、県庁とのやり取りを重ねなければならないためなのか、理由はよくわからないが、意見は採用されなかった。
被災地で物事を進めていくためには、今までに経験したことのない戦術で臨まなければならない。過去のやり方にだけ囚われていては、前に進まない。現に今、それを体験している最中なのだが...

Hという施工予定箇所についても、ある手続きについて少しやり方を考えてみる。すべてが一律に進められれば楽なのだが、そうもいかない。そのために、こちらとして持っておくべき武器を獲得すべく、H主事に資料入手を依頼をする。

もう、18時前に当たりは真っ暗になってしまう。業務終了後、大型ショッピングセンターで寿司を...と思ったが、傍らでスパゲティが半額だったので、それをチョイスすることに。
昼はそこそこ暖かいが、夕方はめっきり涼しい。着衣のコントロールに頭を抱える。