2014年2月13日木曜日

#384 理不尽

風もなく、晴れ渡った穏やかな朝を迎える。昨晩何もしていなかったので、朝食後ダッシュで荷物を詰める。そんなに遠くない時期にまた帰郷することになりそうなので、何か忘れ物をしても大丈夫だろう。

最寄駅まで徒歩で向かい、名古屋行の列車に乗る。まったく気づいていなかったが、当該列車は桑名で後続の快速みえに追い越される。1本早い新幹線に変更しようとしたら、既に満席...

名古屋でN700系ののぞみに乗り換える。窓際のコンセントを活用し、パソコンを触る。あいにくの曇り空で富士山は見えない。何事もなく東京駅に滑り込む。

東京駅でのインターバルで昼食を買い求める。エキナカが発達しているので、駅弁以外にも様々な食べ物が調達できる。ちょっと変わったハンバーグ丼を買い求めた。
東北新幹線ホームにあがると、既に盛岡行やまびこは入線済みだった。しかし、扉は空いておらず、発車4分前で開扉となる。
E2系の1000番台だったが、車端部の席を選択したにも関わらず、窓際はおろか、壁にもコンセントがなかった。J70以降の編成にあたる可能性は少ないので、これからは出来る限りE5系を選択しよう...

穏やかな晴れの中、順調に北へ向かう。途中少し記憶のない区間があるが、福島を過ぎたあたりから雪に覆われる。
仙台を過ぎると、車内はまろやかな雰囲気に包まれる。長靴を履いたおんつぁんが乗り込んでいるシーンを見ると、あぁ、東北新幹線だなぁと思う。高校生の時に初めて乗ったときは、農家のおんつぁんが、長靴と仕事着のまま乗り込んでいて、カルチャーショックを受けた覚えがある。

一ノ関駅に到着する。残念ながら雪は完全に溶けているわけではなかった。駐車場からクルマを出そうと精算機に向かうが、なんと1,000円札が財布に入っていない!再度駐車区画にクルマを戻し、駅に戻って両替。無駄な動きをしてしまった。
気仙沼までの道は、幸いにも雪がなかった。順調に到着する。

16時からの打合せを前に、T班長から業務の指示があるが、リミットが提示されない。県庁に確認すると、なぜか自分が怒られるという意味の分からない事態になる。理不尽さに思わず立腹する。

明日の用地系立ち合いに向け、コンサルのメンバーと打合せを行う。自分は設計面を、I主事は用地系とそれぞれ役割分担する。

打合せ終了後、作業を進める。先日の雪合戦の反省会が予定されていたが、参加できないかもしれないとS主事、W技師に伝える。
なんとなく、T班長から自分に対しての負のオーラを感じる。いや、もう一度業務をきちんと見直したほうがよいだろう...この仕事をしてから早15年が経過するが、今までで最も過酷な職場であることは間違いない。

業務終了後、大幅に遅刻した「気仙沼マン反省会」へ。既に宴たけなわを通過してしまったが、残っているたこ焼きを頬張る。こちらに来てから部屋のみは初めて。
日が変わったころに散会となり、代行でベースキャンプへ。車載の温度計は-5℃を指していた。