2014年2月5日水曜日

#376 凍てつく街

本気で寒さのピークがやってきたようだ。窓は凍り付いてバリッと音がするし、外は予想通りの白銀の世界になっていた。寒さにくじけそうになるが、いつものように準備して、徒歩で出勤する。乾いた雪が若干顔を濡らす。
非ライブカメラB
もろもろ作業を済ませ、I主事とともにHという施工予定箇所の用地境界立会いに向かう。朝は大渋滞だったようだが、幸い45号線は空いていた。ところどころに雪が残っており、横を向いたりしないように慎重に走る。

I主事のリクエストもあり、野々下にある国直の施工現場へ。本体工がひとまず完成しており、TP+9.8mの防潮堤が姿を現していた。
現場は稼働していなかったが、作業員の方がみえたので少し話を伺う。現在は埋戻し作業を行っているところで、ちょくちょく見学者が訪れるとのことだった。登米から来られているそうで、今朝の渋滞には難儀したとのことだった。

45号線を「上る」につれて、雪が増してくる。海沿いは少なく、少し山側に入ると道は真っ白。運送会社のトラックは軒並みチェーンを装備していた。
昼食を摂りにさんさん商店街に向かうが、今日は多くの店が閉まっている。そば処京極に入り、おなかが空いていたこともあって、月見肉うどん・ミニえび天丼セットと、いつもよりボリューミーな昼食にする。ここはウェットな天婦羅が特徴である。

時折雪がちらつき、時折晴れ間を見せる中、戸倉のH施工予定箇所へ。当然ではあったが、うっすらと雪に覆われている。風が強い現場なので、長靴のインナーまで装備するという、最強スペックで現場入りする。
町役場と個人の方の境界確認が終了し、引き続き戸倉の施工現場事務所へ。現場代理人のS氏と打合せを重ねる。S氏は圧倒的なレスポンスの良さなので、仕事が滞ることがない。

帰路役場に立ち寄り、I主事は建設課で打合せ、自分は2Fの企画課に出向く。鳥羽市から派遣のM氏と、来月の三重からの視察予定について、少し打合せをする。快諾いただいたので一安心。
志津川の模型
結局雪が溶けなかった45号線を合庁へと戻る。気仙沼市内のよく渋滞するポイントも、今日はなぜか空いている。クルマで移動する人が少なかったのか…

帰庁後、T班長から要求されていた資料を作成する。事業の精算に向けての作業も並行して進める。

いつの間にか人ははけており、まだやることはたくさんあるものの、ひとまずキリがいいので帰宅することに。残っていた農業振興班のT技査と一緒に帰るが、既に駐車場が光っていて、やや「たっぺ」になりかけていた。

手袋をしていても、それを突き抜けてくる寒さ。氷点下5℃を下回る街を歩いていると、自分は北国に来たんだと実感する。コンビニでスパゲティを買い求め、ベースキャンプへと戻る。

ニュースサイトで見つけた、スマホ用の家計簿アプリをインストールする。レシートを撮影するだけで、自動的に項目が入力される。これなら不精の自分でも使えそうだ。ついつい楽しくていろいろ撮っていたら、既に日が変わっていた...