2013年12月5日木曜日

#314 会いたかった人たちⅠ

まだ夜が明けぬ5時半に起床する。いつもと違う身なりを整え、キャリーバックを引きずりながらバス停に向かう。今日はバス停に他の客はいない。
車窓から朝日が除く。今日も穏やかな1日になりそうだ。結局バスはほんの数名の乗客を乗せ、仙台に向かう。

県庁で、コンサルの担当氏とともに、Hという施工予定箇所の設計内容に関する打合せを行う。現場ごとに条件がことなるため、いろいろ煮詰める必要がある。今後の作業方針なども決まったところで丁度お昼になった。

前から気になっていた、県庁の廊下で売っている弁当を買い求める。3種類あって、すべて450円。かなりボリューミーだが、繊細さにおいては気仙沼の日替わり弁当の方が上かな...
昼を早めに切り上げ、Iという施工予定箇所の打合せを行う。現場が望むような結果を得ることが出来たので、ひとまず胸をなでおろす。

県庁バスで仙台駅に向かい、帰郷の途に就く。東海道新幹線とは異なり、速い列車「はやて・こまち」が1時間に1本しかなく、「やまびこ」の速達タイプでも、結局1時間に1本の「はやて・こまち」の東京着の時間は変わらない。のぞみが1時間7本とかはやはり無理なんだろう。人口密度が違いすぎるか...
東京でN700系に乗り換え、自宅近傍の駅に19時ころ到着する。災害情報学会でお世話になっているA氏から着信があったので折り返すと、なぜか防災部署のN君が出る。公共コモンズに関する会議が東京であったそうで、同席していたとのことだった。「水上さん、次は防災みえのことよろしくお願いしますよ(笑)」と問いかけられる。いろいろ紆余曲折のあったシステムだが、今も第2世代が運良されているのはうれしい限り。そういえば、最近システム関連からはめっきり遠のいているな...

実家にいたころには時々訪ねていた野の香という店に向かう。亡兄の同級生Y先輩が席を予約していてくださったので助かった。四日市の今や気仙沼での出来事など、先輩いろいろと話をする。

しばらくすると、市会議員のY先生がふらっと立ち寄ってくれた。FBで「帰郷の際には飲みましょう!」とコメントをくださっていたので、偶然とはいえ願いが叶った。3人で引き続き盛り上がる。会いたかった人たちに会えた、運の良さを感じる帰郷となった。