2014年11月22日土曜日

#666 森林・林業日本一のまち day2 -SUMITAチェーンソーアート杣遊会公開制作-

早い時間などに起きられるはずもなく、精一杯の努力で7時に起床する。諸々ダッシュで準備をしたが、鹿児島のk氏に迎えに来てもらう時間に5分遅れてしまう。
慌てて外に出るが、やはりk氏は未着。15分ほど経過してから、心配になってきたので電話を掛けるも応答なし。万が一の事態も考えたが、程なく折り返しの電話が。貧血でくらっと来てから布団で寝込んでいたとのこと。ひとまず胸をなでおろす。偶然居合わせW技師に、昨日クルマを止めた駐車場まで送ってもらうことに。

暖かな最高の天気。しかし、余計な寄り道など一切せずに住田町役場へ直行する。

役場の駐車場では、既に準備が整えられていて、カービングは始まらんとしていた。
2012年から、11月になるとSUMITAチェーンソーアート杣遊会のイベントが開催されている。2012年はMONSTERCUP、2013年はSUMITACUP、そして今年は公開制作となった。

テーマは五葉山火縄銃鉄砲隊。指揮者を山形の栗田広行氏が、二名の狙撃兵のうち、立膝を青森の杉山徹氏が、胡坐を同じく青森の菅岡仁氏が制作することに。
チェーンソーアートの元となるのは、樹齢XX年のスギ。太い部分で直径1m以上はあろうと思われる大木である。

そして、制作が始まる。
木造の新庁舎とのマッチングは最高
じっくりと検討
大胆に切り刻む
少し長いので...
えいっ!
庁舎内には、世田米中学校の生徒の作品が展示されている。正直、とても中学生の作品とは思えないエクストリーム・クオリティだった。
そして、MONSTERCUPの作品も、ここを終の棲家としている。
再び会場へ。
まだ丸太
鉄砲隊のポーズを決める杣遊会のM氏
綿密な設計
遅ればせながらk氏登場
まだ丸太
厳しい体勢
気仙名物の最高に熟した柿、「うんだっこ」を食べるk氏
ガツガツ
キュイーン
ザザザザ
ジュバァー
 そしてお昼に。午前中はカーバーの皆さんも結構頭を抱えられていたよう。
 そして、午後からは鉄砲隊の甲冑が届けられる。
そして、なぜか自分が着させられることに。
幸いにも、来場者から頻繁に声を掛けられるうえに、カーバーの皆さんにとっては丁度良いモデルになったようで...
そして日没となり、今日の部は終了となる。
懇親会まで少し時間があるので、昨日I氏から急きょ紹介があった民泊先へと向かう。

住田の民泊があることは知っていたが、実際に宿泊するのは今日が初めて。目的地にたどり着くと、そこはまさに「家」だった。
既に先客の、2014JLC優勝、そしてWLC日本代表の前田智広氏がコタツに入っていた。しかし、あまり口を開かれていないので、とてもおとなしい方なのかと思ったら、後でそうではないことを知る。

そして、懇親会場の松嶋屋へ。何度かこの店には来ているが、こんな場所があるとは知らなかった...
30人ぐらい
前田氏
懇親会も盛り上がったのちに、二次会は中沢屋へ。住田の人たちの憩いの場は、もはや混沌の渦になっていた。
民泊のアイドル、コテツ
そして再び民泊先へ。先日のフォレストワーカーフェスティバルでもお会いした工藤氏も加わる。ここでこの日が終わることはなく、これから2時間以上、民泊の家主と語り合うことに。鹿刺しやバッケソーセージをいただきながら...

先に風呂をいただくことに。究極のバイオマスボイラー、薪風呂だった。そういえば、部屋のストーブも薪。住田は昔からバイオマスが根付いている街である。