2015年1月9日金曜日

#714 決断

昨晩路上に積もりかけていた雪は、既に解けていた。スーツに着替え、K氏とともに仙台へと向かう。凍結の恐れがある346号線を避け、志津川から水界峠と抜け、登米東和ICから三陸道を走る。
利府中ICで降り、利府街道を西へ。今日は幸いにもどこも渋滞せず、スムースに県庁までたどり着いた。

昼食はたなべ屋へ。金曜限定のオムライスは、今日も美味しかった。
県庁ロビーに、撮影したかったものが2つある。一つは3Dプリンターで製作されたサンファンバウティスタ号、そしてもう一つは彫刻家の製作したむすび丸。
午後、来年度の治山事業に係るヒアリングが行われるはずだったが、東部のヒアリングが後ろに押しており、さらに登米が間に入ってきたので、結局1時間半遅れでスタートとなった。
自分は来年度の計画が必要となる箇所を担当していないので、メンバーが説明することを横で聞く側になる。

ヒアリングが順調に進み、H主任主査が担当している箇所の説明になる。以前から膠着していることは知っていたが、班内での情報共有がほとんどなされていないので、この場で知ることも多々存在していた。膠着を紐解くために、いくつかのアイデアを提示する。
何か一つの明確な答えが用意されている様なものではないので、たくさんディスカッションして、沢山の意見の中から最適解に近いものを選ぶ作業をしていかなければならないのだが...

ヒアリングが一通り終わってから、自分の持ち込んだ担当箇所の疑義について打合せを行う。既に決着している事項についても、またひっくり返されてしまう。もちろん、独断で決定しているわけではなく、他部署との調整の場ではT班長に参加もしてもらい、報告書は供覧し、治山班の見解も確認したうえでの決定。それが反故にされると、正直何なんだろうと思う。このことによって、多数の関係者に説明をしなければならないし、残された時間は本当に限られている。まだ他部署が進捗していないのがせめてもの救いか...そして、別の宿題が一つ増える。

皆、事業進捗を進めたいという気持ちは同じであるが、担当者が個々の事案に対し、決断するのは荷が重いのだと思う。それをフォローするのが管理職なり上司なのだと思うのだが...
三重の尊敬する元上司方を懐かしく思う。

既にバスなどは走っていない時間になり、K氏とともに途中夕食を摂り、気仙沼へと戻る。
久兵衛のつけ麺
眩しすぎるホヤぼーやバルーン
到着はかなり遅くなってしまった。明日に備えてもう寝よう。