2014年7月30日水曜日

#551 自業自得

もはや夏と思われる天候に恵まれる。しかし、さほど暑くならないのは良いことだ。いつものように準備をして、いつものように出勤する。

ようやく落ち着いて仕事できるな、と思っていた矢先、来客が現れる。しまった、今日しか空いてないってことでスケジュールを入れていたんだっけ...最近、短期的な記憶がすぐに消されてしまう。予定を詰め込みすぎている自分の責任なのだが、今しかできないことを今やらないと後悔するし...葛藤である。

Nという施工予定箇所に関する測量業務の打合せを行い、T班長とともに現地に向かう。晴天だが車載の温度計は30℃を超えることがない。車内では、T班長とバイクの話などをする。去年とは違った穏やかな空気に包まれている。

現地を案内しながら、コンサルの担当氏から様々な他自治体や組織からの知見がもたらされる。大規模な施工予定箇所は、林野庁に工事を依頼する「民有林直轄治山事業」というものがあるが、果たしてそればかりに頼ってしまっていいのか、悩ましい。
現地説明を終え、日門食堂で昼食を食べてから帰庁する。

午後、土木部主催の工事の安全衛生にかかる研修会が開催される。石巻労基署から最近の事故事例の報告や熱中症対策、労働安全衛生総合研究所から、掘削法面の崩壊現象やクレーン車の安全性を科学的な視点から解説する内容などがあり、参考になった。労基署は、受講者の興味を引くこういった工夫をこらした研修会をよく開催している。

宮城県のMIDORIという防災情報システムは、職員向けのメール配信機能を有してる。回覧されていた書類に記載されていた方法で、登録を行う。しかし、地域選択が出来ないなど、元システム担当としては気になる点がいくつかあった。内部向けだからいいか...

業務終了後、アンカーコーヒーで高田の友人と週末のスケジュールの打合せを行ってから、大船渡へ向かう。七夕飾りの製作も佳境を迎えており、形が次々に見えてきた。
作業終了後、いただいたミカンをふるまう。皆、口々にうまいと言ってくれる。M先輩のチョイスは間違いない。さすが御浜柑橘!

いつものようにしばしねまってから、霧の立ち込める三陸道をベースキャンプへと戻った。