2014年7月25日金曜日

#546 林務の結束

どうやら、今シーズンMAXの酷暑日となりそうな予感がしている。長袖の服とタオルをカバンに詰め、いつものように出勤する。

N技師から、「朝一で出るって言ってたから、鎌研いでおいたのに!」と指摘が入る。自分自身もそのつもりでいたのだが、H主事、A主事ともに動く気配がない。「10時ごろ出ようと思ってたんですが...」と返事が。あれ、午後から予定があるって言わなかったっけ...
既に出発が遅れてしまったので、電話に捕まってしまいさらに出発が遅れる。結局9時半ころになってしまった。一路南三陸へ。

まず、Iという施工予定箇所に係る地権者宅を訪問する。以前は仮設にお住まいだったが、転居されていた。防集団地はまだ時間がかかりそうだが、地元企業の造成した団地にお住まいだった。
とにかく居住を最優先にしており、団地内は舗装もされておらず、造成もまだ途中だった。以前見た防集団地はそのあたり抜かりなく整備がされていたが、若干時間がかかる。こういった点に民間のスピードを見る。完璧を求める行政、スピードを求める民間。どちらが正しいのかジャッジするのは顧客である。

引き続き、昨日確認できなかった杭を捜索するためにIという施工予定箇所へ。A主事が図面を読み上げ、H主事が補助、自分が草刈り役となる。三陸らしくない高温の草むらを行ったり来たりする。まぁ、こういった経験がお二人の役に立てば...

作業終了時には昼になっていた。一緒に昼食をと思い、竜巳やへ。中島みゆき似の店員さんから、「黒かったからわからなかったわ(笑)」と言われる。黒いのは服なのか、はたまた顔なのか...
合庁に帰還し、Hという施工予定箇所についてH主任主査、N技師とディスカッションする。将来的な維持管理を考慮し、設計内容を少し修正することに。若干時間を費やしそうだが、なんとななりそうだ。

少し早めに業務を切り上げ、5号機で石巻へと向かう。マルチファンクションメーターは37℃と表示されており、気仙沼市内の渋滞が輪をかけて暑さをかきたてる。下道を使ったからか、ほぼ同時刻に出発したN技師より遅れて到着する。先発していたI主事から「先輩遅いっすよ~(笑)」と。

来週開催される「川開き祭り」には、孫兵衛船競漕があり、宮城の林務職員は男子は「農林アメン坊ズ」、女子は「こぐっちゃ」として参加することが義務付けられている。今日はその作戦会議が開催される。ホテル近くのごくうという店で会議という名の懇親会が開催される。
いろいろ盛り上がり、2次会へ。人数が多すぎて、焼肉店しか収容できなかった。日が変わるころに店を出ることに。孫兵衛船はチームワークが勝負。結束は十分に高まったようだ。