2014年7月4日金曜日

#525 チーム四日市

久々に梅雨らしい天候の朝を迎える。道路は少し濡れていたが、雨は幸いにも上がっていた。いつものように準備して、いつものように出勤する。

K氏、N技師とともに、治山施設の点検に南三陸へと向かう。海上はやませ的な霧が押し寄せており、途中雨が窓ガラスを濡らす。1時間半ほどで戸倉に到着する。
戸倉の仮設生コンプラント
靄に浮かぶ荒島
緑化が十分になされた山腹
戸倉地区の3つの現場を回る。自然回復がなされている箇所もあれば、関係機関と改めて協議が必要となる現場もあった。この地方では、存外に自然植生による緑化能力が高いのでは...

N技師のリクエストにより、役場近くのヤマウチで昼食となる。南三陸名物のキラキラ丼、この季節はウニがフィーチャーされてりる。昼から豪華な食事になってしまったが、やはりウニは美味しい。
清水浜の現場を点検してから、合庁へと戻る。
治山班から資料作成のリクエストが来ていたので、取り掛かることに。結構な時間がかかってしまい、本来この時間に進めたかった作業がほとんど前に進まなかった。危機的な状況に陥ってしまった...しかし、なんとななるだろうと正常化バイアスが作動する。

業務終了後、四日市からお越しの建築家H氏と合流し、行きつけのより道へ向かう。先週尋ねてくれたH先輩の友人で、四日市のまちづくりに深くかかわって見える方。
もはや定番 今日はウニ付
T氏に感謝してやまない
H氏は、市内の高橋工業を訪問されたとのことだった。この会社は、造船技術をベースに、建築分野にも進出しているユニークな企業である。「いつもは出来ないという話ばかりでストレスが溜まるが、この会社との打合せはとても建設的だった」と仰っていた。

四日市の街のこと、行政のこと、オーストラリア館のことなどなど...いろいろと話が弾む。気仙沼にいても、三重で出会ったことのない方とお会いできるのはよかった。むしろ、気仙沼にいるからこそ、お会いできるのかも知れないが。
河岸を変えて、話は続く。お互いに初めての方とお会いするのは楽しみだなどなど...三重に戻る日の楽しみが増えたような気がする。

いつの間にか日が変わっていた。充実したひと時を終えて、ベースキャンプへと戻る。