2014年7月26日土曜日

#547 こぎいでぬと

4月にも泊まったことのあるホテルで朝を迎える。朝食がセットされていたので、無理やりにでも8時半には起床する必要があった。急ぎ着替えて向かいのホテルにある朝食会場へ。既に孫兵衛船キャプテンのK技術主幹、N技師、I主事が朝食を摂っていた。時間が遅く、あまり食欲もなかったので、適当にパンなりスクランブルエッグなりを食べる。

部屋に戻って準備をしていたら、高知から派遣のO氏から連絡が入る。O氏の部屋でダラダラしようとのことで、給油を済ませてから寮へと向かう。
O氏の部屋は、とても同じ間取りとは思えないくらい広々としており、整理整頓もなされていた。この違いはいったい何なのだろう...

前から話したいと思っていた派遣職員の扱いについてディスカッションを交わす。そろそろ来年度の話が出てくる時期なので、本音の話をしないと...

昼が近づいてきたので、別行動をしていたI主事、東部のK技師、A技師と合流し、魚町にある道頓という店に昼食へと向かう。
仮設の商店
ボリューミーなカツオ丼は800円
そして、いよいよ孫兵衛船の練習場所へと向かう。13時集合なのか13時半集合なのか情報が交錯しており、男女のリーダーが同行しているので、とりあえず13時に会場入りする。
結局、13時半ごろに三々五々、メンバーが集まる。

船着き場に向かい、いよいよ乗船となる。
 正直、川に手漕ぎ船でおどり出ることに若干の恐怖を感じていた。しかし、船は岸を離れた。
ほっかむりが似合うO氏
パワーよりはチームワーク
むむ、ライバルか...
練習コースを何度か行ったり来たり、そしてスタート練習。昨日とは違って海風が心地よく、さほど汗をかくことはなかった。7名という奇数で、フルメンバーがそろっているわけではないので、本来いかほどのスピードが出るかはよくわからなかった。船を漕ぐという感覚をつかむことは出来た。

次の予定があるため、先に失礼することに。撤収準備をしていたところ、学生時代のアルバイトの先輩から電話が入る。本当に久しぶりで、20年は大げさだが、それくらい久しぶりのことだった。てっきり関西にお住まいかと思っていたら、実家の極めて近くでビジネスをされているとのこと。近日中の再開は無理だが、また三重に戻ったらお会いしましょうと約束する。

三陸道経由で北へと向かう。沿岸に比べると内陸は暑いので、途中のコンビニでガリガリ君を買う。
千厩の街では、山車が動いており、メインの通りは通行止めになっていた。いよいよ、東北の夏祭りのシーズンに入った。

住田に着くころには、日が陰ってきた。杣遊会でお世話になっているS氏宅を訪問する。既に何名かが到着され、バーベキューコンロには火が入っており、準備万端だった。広々とした住田の家々では、こうやって気軽に人が集まることが出来る。そして、地元のBBQにお招きいただくことに、感謝してやまない。最終的には10数名が火を囲むことに。
 今日は住田の夏祭りが開催されており、21時前に花火が打ちあがる。今年初めての花火かも。
ガレージに眠るSA22
メスのカブト虫もやってきた
祭に参加していたメンバーも集合し、宴は結局2時まで続いた。最後に残っていたY君、やっさんことO君とともに、後片付けが終わったころには3時を回っていた。「2時間寝られればいいや」というY君の言葉に、若さを感じる。涼しいというより、少し肌寒い住田の夜更けだった。