2014年6月14日土曜日

#505 Crossover Kesennuma Vol.13 -from the bottom up-

梅雨の晴れ間は続いている。この天恵を活かさないわけにはいかない。しかし、超絶グダグダした結果、昼に起床する。しかし、次のスケジュールに間に合わないので、朝食も昼食も食べずに3号機で出発する。日が出ているので少し暑いのかと思ったら、存外肌寒かった。

284号線を西に向かい、千厩へ。申込の際は、N技師に乗せていってもらったので、会場の場所がよくわからない。余裕をもって出発したのでよかったが、下手したら遅刻するところだった。ダッシュで摂ろうとおもった食事もできなくなり、今日から始まる講習を受講する。2時間程度だったにも関わらず、異常に体力を消耗する。ご飯を食べていないからなのか、歳のせいなのか...次回の予約をして、会場を後にする。

行きとは違った道を走ろうと、田園風景の中を進む。山の中とはいえ、道路はとても立派。峠らしい峠もなく、気仙沼市へ入る。
熊野の文字に反応
養老2年は718年。坂上田村麻呂よりも前…
284号線に出て、こまごました林道などを走ってみる。地図にも出てこないような道を走ってみるのは楽しい。
八瀬に佇む河童
Tシャツにライダーズジャケットで耐えられる限界と空腹の限界に来たので、夕食を取ろうと南町紫市場へ向かう。
時々行くお店に向かったが、馴染みの客以外に、自分一人だった。味は依然と変わらず問題ない、というかむしろ美味しい。しかし、店の雰囲気はとても残念だった。

これが気仙沼のクオリティと言ってしまえばそれまでだが、最近こういった悲しい事態に遭遇することが増えている。復興のスピードのせいなのか、震災から3年という時間のせいなのかはわからない。そして、お店の人たちが辛い思いをしていることもわかっている。
市が期待している第2の気仙沼市民の話も、このままでは厳しいのではないかと思う。原点に立ち返った「おもてなし」を考えないと…行く末が心配である。
「2年後に店を建てるまでは…」という言葉が空虚に感じた。
ベースキャンプへ戻り、少し横になったら、そのまま寝てしまった...