2014年6月9日月曜日

#500 500日

霧雨に包まれた朝を迎える。暑く無く寒くなく、三重ならムッとしていられないかもしれないが、三陸の梅雨寒が、湿気以外は丁度よいコンディションを保っている。いつものように準備して、いつものように出勤する。

朝一、三重の津庁舎のY氏から電話が入る。来月に視察に来られるようで、その調整だった。来客の訪問は、何にもましてありがたいし、できるだけこの地方でお金を落としてもらおう。
先週と変わらぬ職場で、机上に積み上げられた書類を裁いて、やりかけの作業を進める。何本か電話がかかってきたが、順調に作業は進む。
午後も天候は変わらず、自分が手掛ける作業も変わらなかった。測量設計の設計を作り、会議の報告書をまとめ…

出来上がった設計書をチェックしてもらうが、一人一人から修正の指摘が入る。もちろん、自分の不手際もあるのだが、システムが利用できればケアレスミスは低減するし、あっという間に修正が完了するのだが、そうも行かない。宮城の文化が今の状況を造り出していると理解しよう。
兵庫のK氏から、時々業務に関する見解を求められるが、往々にして宮城的な回答を提供できず、かえって手間を取らせてしまう時がある。そういう事態が続くと、正直悲しくなる。

小雨がそぼ降る中、ベースキャンプへと直行する。送ってもらった支援物資などで食いつなぐことに。先日N技師からもらったジビエ料理、鹿肉の煮込みを食べてみる。固いと思っていた肉が、とても柔らかく煮込めていた。ちょっと鹿肉が好きになった。

22時から、F1グランプリを見る。F1のマシンは、オールラウンドなクルマもあれば、コースごとに得手不得手のはっきりするクルマもある。今の仕事から見ていると、どう見ても自分は後者のような気がしている。
あぁ、昨日得てきたモチベーションが、また失われてしまった...