2013年9月26日木曜日

#244 濃密なひととき

めっきり寒くなってしまい、半袖が厳しくなってきた。いつもと違う格好に着替え、バス停に向かう。

仙台行きのバスは、6割ほどの乗客を乗せて走る。若柳金成インターまでの下道が鬼門だが、今日も若干アグレッシブな運転手さんだったものの、なんとか耐えることが出来た。
杜の都仙台は、気仙沼と変わらずひんやりとしている。県庁はいつもアウェー感を感じるが、その理由がわかった。三重の場合だと、どこかで必ず知っている人とすれ違う。しかし、ここでは全くそれがない。

お気に入りのたなべやで昼食にする。しかし、食べたかったオムライスは金曜日限定メニューで、やむなく醤油ラーメンと牛たん飯のランチにする。
県庁のロビーには、楽天のリーグ優勝をカウントダウンするボードが掲げられている。そして、定期的に開催されている物産展は、角田市の出番だった。
とりあえず買ってみた
H技査と合流し、治山班と打合せになる。執務室の一角にある打合せ机で話を始めるが、本当に静かである。三重では、たくさんの人が往来し、常に誰かがPHSで話をしている。スペースに余裕がないこと、そしてPHSの存在が、三重県庁をノイジーにしている可能性がある...

2つの施工予定箇所について、設計内容の審査が行われる。技術基準への適合、設計の考え方など一つ一つ確認していく。しかし、確認する項目が多岐に渡り、一つづつ吟味してく必要があるため、1つの箇所が終了するころには既に17時近くになっていた。濃密な打合せで、また少し理解度が高まった感じがする。
残念ながら、自分はシンデレラの時間になってしまう。そして、気仙沼行きの終バスに乗り込む。

本来なら、職員組合主催の気仙沼湾クルーズに参加する予定だったが、仙台行が確定した時点でアウト。大船渡の定例会も直前でキャンセルとなってしまったので、来気している高田の友人と、その友人で市内でタイ古式マッサージ店を営んでいるSさんと懇親会となる。合流予定だった店に行くといない。次の店にもいない。リアルタイムで場所が変わっている...木曜日なのにどこも満員で、「さんぽ」に向かう。この店は何度も来ているが、料理は何食べてもおいしく、初対面でも話は盛り上がる。そしてまた、気仙沼で友達が一人増えた。

3次会に向かうお二人と別れ、寒さに耐え忍びながらベースキャンプへと戻った。