2013年7月30日火曜日

#186 acceleration

夜中に雨が降っていたようで、道路が濡れている。しかし、最近はいい意味で天気予報が当たらない。出勤途中に濡れることはなさそうだ。

昨日の説明会の報告書をまとめつつ、説明会の帰路にI主事から意見のあった、「防潮堤の高さの説明に厚みを持たせた方が良い」ことについて、少しI主事とディスカッションする。

L(レベル)1津波高さは、宮城県を地形などから複数のブロックに分割し、それぞれのブロックにおいて、明治三陸地震津波、昭和三陸地震津波、1960年のチリ地震津波、そして想定宮城県沖地震のうち、最も高い値を採用している。また、浦々の地形などの影響を考慮し、値を補正している。
こういった内容をわかりやすく伝えるにはどうしたらよいか、確認をしながら話をしてみる。合わせて、地震のメカニズムなども少し話をした。防災部局時代などに学んだことが、幸いにも生かせている。

しばらくして、思いがけない出来事があった。八方塞がりになりかけていたある現場が、大幅に前に進むことになりそうだ。思わずガッツポーズが出る。合庁の廊下を奇声をあげながら2往復くらいしたかったが、良心が許さなかった。

T班長は、「あと一週間早かったら、手続きが少なくて済んだんだけど...」と、自分の喜びの1/5くらいの感じだ。しかし、このまま前に進まない状況が続いていたことを思えば、正直手続きをこなすことなど余裕な気がしなくもない。

午後も、手続きを進めるための書類作成を行う。とにかくスピードを上げていく。そして、業務加速化の後押しをしてくださった東部事務所のA技術主幹にお礼の電話を入れる。

業務終了後、職場の懇親会「北の会」の会合のため、気仙沼バイパス西側の「唐や」という店に出向く。少し欠席される方が見えるものの、静かに会が始まる。
今日は火曜日だからか、若干おとなしめの流れとなる。中締め後もねまっていたが、さっと店を出る三重とは違って、東北っぽい感じがする。残ったメンバーでしばらく談笑となる。

店を出てから歩いていると、坊主のS技査から2次会のお誘いがあった。電話を忘れて取りに戻ったT氏を置き去りにしてしまったが、あまり長居しないつもりでお付き合いさせていただく。moon rock cafeという、少し入り組んだところにある静かなバーへ。
S技査、M班長と屈託のない話で盛り上がる。最近は、職場でもオフでも、スムースにコミュニケーションが取れているような気がしている。