2013年7月24日水曜日

#180 遥かなる県都Ⅲ

いつもより1時間ほど早く起きる。寝坊即アウトという緊張感からか、少し早く目が覚め、そして2度寝する。危険極まりなかったが、無事に目覚める。

いつもと違ういでたちで、最寄りのバス停へと向かう。気仙沼から仙台行は10往復あり、東北道経由が3往復、三陸道経由が3往復、そして一関経由で大船渡まで足を延ばすバスが4往復。しかし、すべて乗り場が異なるので注意が必要である。今日は三陸道経由のバスとなる。

登米市(旧津山町)の道の駅までいくつかのバス停に泊まり、二人掛けの椅子に一人づつ座るくらいの込み具合で仙台へと向かう。
仙台市役所
今にも雨の降りだしそうな天気。県庁市役所前で下車し、会場となる仙台市民会館まで歩く。仙台市内では、「DATEBIKE(だてばいく)」と呼ばれるカーシェアならぬ自転車シェアのサービスがある。1回60分の利用が100円で、丁度バスを降りたところにポートがあったが、目的地には残念ながら返却できるポートがないので、今日は利用を見合わせる。

土木部事業管理課主催の技術管理説明会へ。内容は歩掛や共通仕様書の改訂、安全管理、ひっ迫する資材の需給緩和への対策など。

ひとまず午前の部が終わり、昼食へ。会場にはレストランなどなく、居合わせた水漁のS技査に尋ね、定禅寺通りへ。こじゃれたカフェを見つけ、野菜たっぷりカレーなるものを食べる。
会場に戻ると、高知から派遣のO主任主査に出会う。いろいろ情報交換をし、来週の会議での再開を告げる。

午後のセッションが終了し、会場に居合わせた治山班のN技査に書類を預けるも、自らも県庁へ。傘がいるかいらないか微妙な仙台の街を歩く。森林整備課で少し打合せをし、帰りのバスに間に合うように出発する。

仙台はいつ来ても賑やかである。この街は、宮城というよりも「仙台」という地域だと感じる。愛知県の名古屋と似た感じだ。仙台は宮城だけの街ではなく、東北の仙台なんだと思う。

帰りは東北道経由のバスとなる。若柳金成ICで降りてから試練が待ち受けていた。道が狭いからか、ドライバーの習熟度の問題なのか、かなり揺さぶられてしまう。気仙沼到着時点では少し気分が悪くなってしまった。夕食を食べる気にはなれず、そのままベースキャンプへと戻った。

入浴中という絶妙のタイミングで、宅急便が届く。先日名古屋で作ったメガネ。はめてみたらジャストフィット。同じ店で買うといいことがある。そして、同じメーカー、レンズの形も同じ。だれも気付かないかもしれない。