2013年7月25日木曜日

#181 collaboration

今日は朝から雨。再生ごみを袋に詰めて、ごみステーションに。ほっておくと結構たまってしまうものだ。徒歩で職場へと向かう。

新しいメガネをかけて出勤したものの、誰も気づくことがない。全体のフォルムもレンズの形も前と同じ、違うのはツルのデザインだけ。むしろ、それで気づかれたらよほどの水上ファン...

朝一、歌津の現場代理人S氏から連絡があり、型枠の検査をしてほしいと依頼だった。合わせて測量業務進行中の現場もI主事に覚えておいてもらいたいので、同行してもらうことに。すると、H技査から昨年度完成した本吉の現場を現状を確認してきてほしいとの依頼もあり、雨が降ったりやんだりする微妙な天気の中、出発する。

特に何の問題もなく検査を終え、チーム白老の最近の動向などを伺う。自分は寒さに打ちひしがれていると言うと、チーム白老は暑さに参っているとのこと。北海道は本当に涼しいんだな…
そして、近接する測量業務の現場へ。図面しか見ていないと、細かな起伏や微地形を把握しづらい。構造物の出来上がりをイメージしながら、細かな打合せを行う。

引き続き、南三陸町役場へ。建設課でI主事を紹介がてら、軽く打合せを行う。ここのS上席技術主幹とT上席主幹とは、それぞれが持っている情報をうまく共有できている気がする。また、I主事もこれから業務的に密接な関係を持つことになるため、いい機会になった。
合わせて、企画課で鹿児島から派遣されているN氏と、29日の説明会について調整。
企画課に展示してある志津川駅の模型
今日打合せを行ったメンバーに、南三陸町のプロパーの職員はいない。東日本大震災がなかったら考えられない組み合わせは、望まれた状況ではないが、望まれている状況。震災時の残酷な出来事は、今も、そしてこれからも辛い。しかし、こういったクロスオーバーな状況から、なにか新しいものが生まれるのかもしれない。

そして、本吉の現場へ。一度行ったことがあるが、なんとか迷わずに到着する。ここは植生マットが施工されており、自然に飛来する種子を補足する待受け型。期待以上に種子が捕捉され、良好に緑化している感じだった。
一旦帰庁し慌しく準備を済ませ、説明会のため南三陸町の志津川自然の家という県の施設へと向かう。今回は国道の改良がメインで、水産漁港部と自分の防潮堤の説明も合わせて行うことになる。

15時からの開始にも関わらず、会場にはたくさんの来場者が訪れてくださった。持ち時間はわずかだったものの、設計にあたって知りたかった、周辺施設利用者のご意見を聞くことができ、実りのあるものだった。また、関心の高い道路に関する内容だったため、質疑応答に時間が十分に割かれた。しかし、土木部次長のスティーブ・バルマーばり(は言い過ぎかもしれないが...)のパフォーマンスは見習うべきところがある。
自然の家から施工現場を眺める
業務終了後、モスバーガーで上げ底し、大船渡へ。今日も七夕の準備を手伝うことに。出発が遅かったので到着は20時半ころになった。東浦町のT氏、そしてニューカマーの熱海市のK氏が作業に勤しんでいる。
墨入れ
作業終了後、「ねまる」ことに。去年の安城でお会いして以来のお米屋さんのO氏は、自分のことを覚えていてくれた。秋にさんまを送ってくださった方だった。
岩手では、派遣職員対象のメンタルケアの研修会があることを知った。大槌町の悲劇を繰り返さないための取組である。

明後日に再度手伝いに来ることを告げ、帰路に就く。霧に包まれた道を、ゆっくりと走った。