2013年11月17日日曜日

#296 top of Mt.Goyo

昨日に引き続き、最高の秋晴れに恵まれた。いつもの時間に起床し、「まわし(注:名古屋弁)」をして出発する。気温は少し低いが、風もなく本当にいい天気。

45号線を北上し、大船渡のSGに9時半前に到着。H氏、O氏、T氏、S氏、そしてNさんとともに一路107号線を進む。途中のコンビニで非常食を調達するが、レジが大渋滞...
日頃市の交差点で右折し、五葉山方面へ。紅葉は既に終わってしまったが、道端に雪が残ったりもしていないので、安心して走ることが出来る。

標高700m強の赤坂峠に到着する。以前訪れたときも登山者のクルマがたくさん止まっていたが、今日も同様だった。山登り用の靴に履き替え、いざ出発する。
タイガーマスクと記念撮影w
最初は比較的緩やかな登山道を登る。緩やかと言っても普段歩いていない自分にとっては結構厳しい。2合目で少し休憩し、3合目に至るまでの見晴らしの良い場所でも休憩する。歩いているとどんどん暑くなってしまい、服を脱いでいく。
引き続き歩みを進め、4合目の畳岩で休憩。近くに大きな石があったが、これが畳岩なんだろうか...
ここからが地獄だった。H氏を先頭に進んでいくが、だんだんと距離が開く。5合目を過ぎたあたりで一旦力尽き、休憩する。再スタートを切るも、かなり辛い。しかし、8合目まで達すると緩やかになり、ペースが上がる。しゃくなげ荘や水汲み場などすべてスルーし、H氏から遅れること〇分、2番手で山頂近くにある五葉山神社に到達する。手を合わせ、いつもと同じお願いをする。
人生で山頂に到達したことはあまりないが、思ったより平らで少し驚く。
S氏とが合流し、3名でラストスパート。
そして、全員で記念撮影。
山頂にはお決まりと言える三角点があった。標高1351mは三陸沿岸では最高峰。遠くに太平洋が望めるが、若干もやっていてはっきりとは見えないが、それでも十分に美しい。
山頂は釜石市
そして360°パノラマ。
一通り堪能し、下山する。大船渡市役所派遣時代に、T副技監と登る予定が天候のせいでキャンセルしてしまった五葉山に、今日こうして登ることが出来たのは感無量だった。
行きに通過したしゃくなげ荘の中を覗いたり、水をくんだり。
下りはかなりのハイペースで、行きのおよそ半分の時間で赤坂峠に到着する。比高およそ600mは軽い登山のはずなのだが、最後は膝が大笑いしていた。

五葉温泉で温泉と食事...かと思ったが、着替えを用意していないメンバーもいたので、ひとまず食事へと住田町にある麺太へ。前回食べそびれたワンタンラーメンを頼むが、今日もなし。奥州蔵出味噌ラーメンにした。
ここでフォーメーションを変更し、S氏とNさんは帰宅、自分とO氏、T氏で行動することに。大柄なお二人をむりやり1号機に押し込む。

下有住にあるファミリーショップさとうで、O氏とT氏は「鳥はらみ」なるものを買い求める。店のおばさんから「食べ方知ってるの?」と聞かれるが、OKとのころ。そして、お客さんが三重ナンバーのクルマに驚いていた。いえ、実は三重ではなく宮城なんです...
味わい深い
引き続き、杣遊会のM氏の元を訪ね、お願いしてあったものを引き取る。先日のSUMITACUPで最優秀賞を受賞した「竜門の滝」が塗装されて美しい姿になっていた。地元の企業が購入されたそうで、さすが住田だと感心する。鯉が好きな同行のO氏のお気に入りの作品。

今日ほど温泉を所望する日はないというくらい、温泉に行きたくて仕方なかった。日頃市から再び山側に入り、五葉温泉へ。リニューアル後初となるが、目立った変化は洗い場にパーテーションが付いたことくらいか...賑わいがすごく、中はごった返していた。入浴後にきびソフトを食べるのはもはや定番になった。

既に外は暗くなっており、SGに18時前に戻る。そのあと2時間ほどねまってから、大船渡市内のブックオフという書店に出向く。おおふなトンのカレンダーとともに、貴重な本を何冊か買い求めた。
帰宅後、買った写真集を開く。古い写真をたくさん眺めていると、何気ない日常を記録しておく重要性が理解できた。