2013年11月13日水曜日

#292 背景

驚異的に寒い日が続いている。幾分慣れてきたのか、なんとか耐えられている。しかし、風邪は完治しないのでマスク持参で出勤する。

今日は内業に勤しむ。好天に恵まれてはいるが、職場は北向きのため、暖房をつけていてもあまり暖かくない。引き戸からの隙間風が気になってしまい、足元が涼しくなるたびに扉が開いていないか確認してしまう。プレハブの弱点といえば弱点...
戸倉の施工予定箇所に関する調べ物をしていたら、東北歴史博物館著の「波伝谷の民俗」という報告書を見つけた。目次をみると社会組織という項目があり、契約講についても詳細に記述されている。この地方では、契約講や契約会という名をよく耳にする。会の内規にもよると思われるが、祭りや葬儀などの互助、道普請や共有山の管理など、地域で生活していくための様々な行事を共同で行う、自治会に近い感じの組織である。名前だけでなく、具体的にどんなことをやっているのか知っておくことは、地域の方とのコミュニケーションを図るうえで損はないだろう。

夕方、坊主頭のS技査が放射性物質の検査を行うための検体作成を行っていた。ムラサキシメジを洗浄していたが、なぜか様々な虫の温床になっており、米によく入っている小さな芋虫や、埃くらいのとても小さな虫が大量に発生しており、背筋が寒くなった。

業務終了後、ひさびさにまるきへ。寒さから逃れるため、「辛シビラーメン」を注文する。見た目は相当辛そうだが、実はたいしたことはない。また、残ったスープをご飯にかけて食べるのもまるき流。
帰宅してからホットカーペットをつけて横になったら、すぐに寝てしまった。