2013年5月8日水曜日

#103 不足する資源

昨日よりかなり「まし」になったが、幾分肌寒さが残っている。手袋がいるかいらないかギリギリのところだ。通勤途上にある神山川沿いでは、まだサクラを楽しむことが出来る。

今日はほぼフルメンバーが職場にいるが、みんな、むつむつ(黙々の意)と仕事をしている。しばらくして、S次長よりミーティングの声がかかる。前回途中で終わってしまった内容の続きとなる。
事業実施箇所について、子細に聞き取ることになるが、スルー出来ない場面が多発する。

事業実施に当たっての調整はもちろんだが、規模の極大さに、事業開始後に本当に実現できるのかどうか若干不安になる。技術的に困難とか、新技術の採用とかいう意味ではない。
資材やリソースが極度に不足する中、そして時間的猶予もあまりない中、目的を達成するために、いろんなところに気を配って事業を進めていかなければならない。
非ライブカメラ
午後も引き続き打合せとなる。治山事業は、厳格なレギュレーションが定められているという点で、モータースポーツに似ていると思うことがある。コストという制約がある中、レギュレーションで許される範囲で知恵と工夫を盛り込む。そして時には新しいテクノロジーが生まれる。
結果がすぐに出ない点ではモータースポーツとは異なるが、自然災害から生命や財産を守ることが出来れば、それは素晴らしい成果である。もちろん、施設があれば100%安全という意味ではないが...

業務終了後、大型ショッピングセンターで割引された寿司を買う。今日は納豆巻きまで割引になっており、かなりうれしい。

洗濯したり、掃除をしたり。そして寿司を食べながら、先日唐桑半島のイベントで記念品としてもらったとろろ昆布をすする。三陸のとろろ昆布は、今まで食べたことのある「ふわふわ」な感じではなく、少し腰があってやや固め。

20:45のニュースで、山元町と横浜市の土砂の融通に関する協定の締結式の模様を報じていた。隣接する福島県新地町とあわせ、かさ上げなどで必要となる260万m3の土砂のうち、20万m3しか調達の目途が立っていない。不足分を多少なりとも補うために、横浜市の建設発生土が船舶を使って運搬されることになる。予定では15万m3。

引き続きニュースでは、宮城県における震災復旧事業で必要な土砂は7000万m3、うち3000万m3が不足していると報じていた。東京ドーム24杯分。イメージが湧かない...
岩手県から1000万m3調達する予定だが、それでもまだまだ足りない。

1960年のチリ地震津波以降と考えても、今回の震災で50年かけて作ってきたインフラが一度に失われた。それらを短期間で復旧、さらには機能強化を図ろうと取り組まれている。
様々なリソースが不足している中、ただ復興のスピードが遅いと簡単に切捨てられるのは、いささか酷である。