2015年2月8日日曜日

#744 Crossover Kesennuma Vol.21 -七つの神-

体調は生憎回復せず、朝を迎える。既に皆朝食を終えていたようで、遅れて会場へと向かう。バイキングで食べられそうなものを選び、皿に盛る。うれしいことに、お粥があった。なんだろう、このホテルのおもてなしは...

部屋に戻り、他のメンバーはまだ少し滞留するようだったが、一足先に帰路に着く。その前に、どうしても訪ねておきたかった天童木工本社へと向かう。

警備員さんに名前を名乗って中に入ると、既にM氏ご夫妻が先着されていた。早速中へ...
ショールーム全景
ショールーム内部
ショールーム内部
柏戸チェア
高周波加熱用発振器
の説明
レクサスなどのステアリングは天童木工製
伝説的な天童木工の歴史
伝説の商品たち
 そして、バタフライスツール。もはや天童木工の代名詞といっても差支えないこの商品、工業デザインの本には必ずと言っていいくらい目にする、日本の生み出した美しすぎる工芸品。
←プロトタイプ 製品→
スタッフの方に教えてもらったが、デザイナーの柳宗理氏は、輸出用にサイズを大きめのものを試作してみたそうだが、美しくないとの理由で廃案に。
木目が左右対称なのも美しさの秘訣
東北に来たミッションのうちの一つ、天童木工本社でバタフライスツールを買い求めるという目標は、ここに達成された。
ショールームにある木のクルマ
地域産材も活用 あるヒントが浮かぶ 
木目のサンプル
もっと時間をかけてゆっくりと見たかったが、生憎次のスケジュールが入っているので、退場することに。市内で給油し、東北中央道、山形道、東北道と辿り、一旦ペースキャンプへと戻る。

K氏、U氏、W技師と合流、エースポートで大島のしんちゃんことO氏をピックアップし、唐桑へと向かう。ナビに従い、中集会所と言う、普通の公民館へ。

ここで、唐桑の伝統芸能「神止り(かどまり)七福神舞」の体験のモニターツアーが行われる。モニターツアーということは、将来的には有料で商品として提供されるのだが、そのテストに参加することになる。

冒頭、七福神舞の説明が行われる。元々は地域の文化祭で披露されたものだが、初披露は昭和23年。その時から脈々と受け継がれており、メンバーには80歳の方もみえることに驚きである。神様を演じることは、不老長寿にもつながるのだろうか。

そして、メンバーによる実演が行われる。
アグレッシブな大黒天
釣が得意の恵比寿様
勇ましい毘沙門天
二人で演じる布袋様と寿老人

美しい弁財天
長い頭の寿老人
フィナーレ
そして、いよいよ自分たちの番になる。男性6名、女性1名だったので、自動的に役割は決まったなと思っていたら、なんとくじ引きとなる。結果...
大黒天:U氏、恵比寿様:自分、福禄寿:O氏、布袋様:W技師、そして弁財天:K氏というラインナップになった。布袋様役でO氏の参加をお願いしていたのに、目論見が外れた。そして、弁財天がK氏というところも...

その後、各パートごとに練習となる。
 そして、メーキャップ。
 そして本番を迎える。
かなりグダグダになってしまったが、皆一生懸命に踊っていた。
そして、記念撮影。
メイクを落とし、お決まりのお茶っことなる。
メカかまは美味
七福神舞のデビュー時のアルバムが回覧される。舞だけでなく、唄まで開発したそのクリエイティビティに驚愕する。
時間となり、散会となる。雨がそぼ降る中、O氏をエースポートで降ろし、そのままベースキャンプへと直行する。帰宅後、体温を測定したら37.6℃。これは非常にまずい...