2014年3月29日土曜日

#428 西からの使者Ⅲ

既に起床しているO氏と「ごちそうさん」の最終回を見てから、2度寝をしてしまった。9時半ごろ、お礼を伝え、再会を祈念して失礼する。

SGに立ち寄ると、丁度最年長のO氏が出発されるところだった。一気に同じ日に退寮されるわけではなく、一番最後の職員は31日に離れるとのことだった。30日に最後の宴席が用意されているようだが、さすがに参加は厳しいか…

3月としてはありえないような暑さである。行きつけの星石油店に寄ると、いつもの店員さんが「夏ですよ、夏!」とおっしゃっている。三重ではもうサクラが咲いているが、こちらは連休前ぐらいが通常だが、こんなに暑くなるともっと早く咲くかもしれない。
明日は雨が予想されているにも関わらず、洗車を敢行する。とてつもなく汚かったが、ようやく一皮むけた。しかし、次は洗車機のお世話になる必要がありそう。

ベースキャンプに戻り、T氏の部屋をノックする。大方荷物は片付いていたが、後任のK氏の荷物がまだ来ないとぼやいていた。自分も大勢を立て直してから、Tと最後の昼餐に出向く。新来軒のおばちゃんから、「友達ができてよかったね!」と言われるが、いや、今日でお別れなんです…。
クルマを止めているとこんな温度になっている
T氏の見送りは出来ず、一足先に出発する。45号線、398号線と通り、登米東和ICから三陸道を上る。車内は暑く、今年初めてのTシャツになる。いつものように石巻河南ICから渋滞が始まる。この時間帯は三陸道ルートは避けた方が無難な気がする。その後も利府JCTを超えてから渋滞する。

仙台市内は比較的順調に推移し、先日も宿泊したホテルにチェックインする。少し休憩してから仙台駅へ。皆服装に悩んでいるのか、かなりいろいろな上着を着た人を見かける。
黄昏
1年ぶりに、後輩のN君と合流する。18きっぷで旅をしてきたとのことで、山形からの搭乗だった。久々に会うが、以前と全く変わらない雰囲気だった。突然の来仙だったので、何かクリティカルな問題を抱えているのかと思いきや、全くそうではなかった。
駅前のアーケードに向かい、N君が選んでいてくれた店に入る。宮城のおいしいものを食べながら、お互いの近況や、若い人達へ伝えたいことなどを話す。N君から「来てよかった!」と言ってもらえただけで、仙台まで来た甲斐があった。

慌しいスケジュールな彼を駅まで見送る。今日中に福島まで向かうとのことで、順調に行けば明日の夜には三重についているだろう。
仙台駅に展示されていたペナント
上着もいらないくらいの仙台の街。しかし、明るさのせいではなく、星が見えなくなっていた。そういえば、ここのところ毎週仙台に来ているような...