2014年3月12日水曜日

#411 雨のち雪

風もあまり吹かない、穏やかな朝を迎える。少し寒くはあるが、先月のような絶望できな寒さではない。いつものように準備して、いつものように出勤する。

登庁後、ささっと準備をして、A総括とT班長とともに歌津へ向かう。完成した3つの現場のうち、2つの完成検査を行う。
膨大な書類の検査を終え、現地検査完了した。現場代理人のS氏のような緻密さを兼ね備えていないと、このミッションをクリアするのは困難なのでは...

明日、もう1件予定されている検査に関しての打合せを行ってから昼食に向かう。戸倉の現場の段階確認をT氏にお願いしていたが、このペースでは自分で行っても間に合いそうだ。T氏に連絡すると合庁を経った後だったので、開花屋で合流することに。

昨日も開花屋だったので、今日は唐揚げ丼を注文する。
B/Cが優れているので、おなかが一杯になってしまった。盛り命のT班長には普通だったようだ。明日もこのあたりで昼食をとる必要があるが、T班長はまんざらでもなさそうだが、さすがに3日続けては...先に退出し、戸倉へと向かう。

何とか約束の時間に到着し、段階確認と打合せを終え、引き続き志津川自然の家へ。Hという施工予定箇所に関する必要情報の収集を行う。どこの部署も、その職場で震災を体験した人は少なくなっている。幸いこの施設では、H技師という地元に精通した職員がいるので心強い。

小雨のぱらつく45号線を北上する。心なしか、クルマが少ないような気がする。
合庁に戻り、明日の検査に向けた準備を行い、打合せ記録をまとめたり諸々作業をする。

業務終了後、雨は雪に変わっていた。あまりおなかも空いていないので、ベースキャンプに直行して非常食を食べる。

帰宅後、溜まってしまった洗濯をする。
東海新報の3月11日号には、大船渡市と陸前高田市の若手副市長の対談が載っていた。お二人ともキャリア官僚で、歳も自分と近い。記事を読んでいると、甲乙つけがたい人物がこの2市を支えていることが分かった。同僚はどのように思っているのかわからないが、紙面からはお二人の力強さが感じられた。