2013年4月30日火曜日

#95 作戦会議

昨日寝落ちしたため、いつもよりぐっすり寝られたような気がする。暖かではあるが、あいにく小雨がぱらついている。傘をさすほどではないが...

路面が濡れていたので徒歩で出勤途上、T氏に合流し、事務所まで昨日何をしていたかなど話しながら歩く。T氏はいよいよ大船渡に出撃されたようだ。

連休の谷間だけあって、少し職場は静かなようである。最終チェックをかけて、ようやく完成を見た書類をT班長に確認してもらったり、三重とは違った厳格な手続きが必要な稟議を回す。

良く見かける方が事務所にお越しになる。今日はタラの芽の放射線の測定依頼だった。まだ震災は終わらないと感じる。
非ライブカメラ この後晴れる
午後、県庁から事業調整に関する電話がある。必要資料を拝借し、ささっと計算してみる。県庁とのやり取りは三重と異なり、非常に配慮が感じられる。もちろん、三重のことを批判しているわけではないので注意。

業務終了後、菅原歯科に寄り歯石の除去をしてもらう。歯茎の検査もしてもらったが、左奥がイマイチであると指摘される。せっかくの機会なので、悪いところは全部治してしまえれば...

帰宅後、熊野のS氏に預かってもらっていたものが届いた。開梱すると、タイ的なカップヌードルとお菓子が入っている。近所のスーパーでタイ・フェアが開催されているとのことだったが、こういった配慮がとてもうれしい。

その後、帰省されていたS次長にアポを取り、半ば強制的に懇親会を開催する。最近行きつけとなりつつある、山盛り刺身の「より道」へT氏と3名で向かう。先週木曜、金曜の出来事を踏まえ、今後のあり方について意見交換をする。S次長も私から電話があった時点で、こういう場になることをある程度予感されていた。内緒の作戦会議みたいな、このようなやり方はあまり望ましくないかもしれないが、背に腹は代えられず...

本来、組織としてはスタッフの得意な分野を伸ばし、苦手な分野を克服して、全体としてレベルアップを図っていくことが望ましいと考えるが、スピードと結果が求められる今は、以前から持っているスキル、ノウハウ、得意分野といったアドバンテージを有効に活用する方が効果的である。

まだ、市民の方や関係機関の方々とお話しする機会に恵まれていない。可能であれば、書面とか又聞きではなく、直接生の声を聴きたい。このことはT氏と共通する思いである。
確かに、まだ出会って1ヶ月の、海のモノとも山のモノともわからない西からの2名に、そういった場に出てもらうには不安があると思う。しかし、私たちにとっても前に進むためにそういったチャンスが欲しい。
S次長は、他の地区から来た面々が説明の前面に出ると、地域の方から反発を受ける場面も実際あったとおっしゃった。そこは持ち前の熱意で何とかカバーしてみよう!

ざっくばらんな意見交換が終了し、帰路に就く。ここには書けないが、我々の常識とは異なるS次長のアクションに、宮城の真面目な県民性を垣間見た気がする。