#188 チームワーク

8月なのに肌寒く、上着を羽織ろうかどうか考えてしまう。最高気温が10℃代後半だった12年前の東北の冷夏を思い出す。傘をさそうかささまいか悩ましいくらいに、微かに雨が降っている。若干出遅れているので、躊躇せず2号機で出勤する。

朝からミーティングが行われる。業務分担を改めて見直すことで、受け持ちの現場が少し増えた。このことで、南三陸町の施設整備はすべて自分が、唐桑の担当現場をT氏に移行し、林道も合わせて担当いただき、南三陸町の用地測量はI主事が担当することになった。

引き続き、明日の会議に関するミーティングを行う。移行したばかりの現場は完全に把握しきっているわけではないので、班員でディスカッションする。それぞれの視点で鋭い指摘があり、有意義な会合となった。

非ライブカメラ

午後、資料準備や現場代理人との打合せ、アポなしの来客などがあり少々ごたつく。
夕刻、先日アポイントのあった三重県議会議員の中西先生が来所される。仙台空港から石巻や女川を経由し、被災地を視察されたそう。三重からの来客は本当にありがたい。
T部長、A総括とともに少しお話をさせていただく。こちらの健康状態などもお気遣いいただき、感謝する。三重からの来客に、気仙沼の今をうまくお伝えすることが出来たか、ちょっと心配...

業務終了後、大型ショッピングセンターでクリーニングの回収と朝食などの調達をすませ、気仙沼みなとまつりの踊りの練習に勤しむことに。2回目の練習にも関わらず、恐るべきチームワークを発揮する。本番も、おそらく大丈夫な感じだ。

ウォー！

一旦ベースキャンプに荷物を置き、決起集会の開催される「あおば」へ。想像以上に若いメンバーだらけで、おそらく30代後半は自分のみ、40代はT氏のみ。

ちょくちょく面識のある、水漁のT技師や、先日打合せを行った同じく水漁のS技師、保健所の鉄人こと、T技師などと打ち解ける。他部署の方と懇親をする機会がほとんどというか全くないので、こういった機会はありがたいし、楽しい。大船渡でも気仙沼でも、祭りを通じ心が通い合っているような気がしている。