45号線をひたすら南下し、石巻市の旧河北町にある道の駅、上品(じょうぼん)の郷に立ち寄る。片隅に、気仙沼で被災した国交省のパトロールカーと大谷海岸の道路標示が展示されている。
少し遅めの昼食を摂ることに。
金華サバの漬け丼 |
石巻の市街を抜け、東松島へ。以前から立ち寄りたかった野蒜へ向かう。ここも、陸前高田市小友や山田町船越のように、二方向から津波に襲われた。
そのまま存知されている野蒜駅 |
変形した駅名票が切ない… |
鳥居 |
式年遷宮に合わせ、現在本堂は修復中 |
隣接する志波彦神社 |
隣接する博物館に立ち寄る。展示されている宝物のほとんどが江戸後期のものだった。神社創建は不明だが、吾妻鏡にもその記述がみられ、南北朝時代の文書も展示されている。収蔵品目録を眺めるも、古い宝物はなかった。まさか、慶長の地震津波で流出したとか...
塩竈の港をぬけ、七ヶ浜へ。45号線を行き来しているだけでは通ることのない街。
吉田浜では海岸沿いに新しい(か修復された)住居が多数みられた。またここに街が出来てしまうのかと思うと、少し懸念する。
菖蒲田浜にはたくさんのサーファーが。そして浜で遊ぶ人たちも見受けられた。
再度親方と連絡を取る。9月の3連休で宿泊先を調達することが困難だった旨を伝え、ひとまず先へと向かう。
仙台港北ICから仙台東部道路に乗る。仙台空港を過ぎ、亘理、そして山元へ。既に日が暮れてしまったので周囲の状況がよくわからない。灯が少ないのは、震災の影響なのか、元々利用されていなかった土地なのか。明日、再度確認することにする。
途中から常磐道になった高速は山元で終わり、以降6号線を走る。ほどなく福島県に入るが、切り立った峠や大きな川があるわけではないので、地域の連続性を感じる。
途中、相馬から南相馬の間は常磐道が開通しているが、カーナビの古い地図では表示されなかったので、ずっと下道を走る。
南相馬の中心部、旧原町市にあるビジネスホテル高見へ。
併設のレストランのオーダーストップ時間が迫っていたので、ひとまず夕食に。
やっぱりカツオは気仙沼に限る… |
あぁ、NHKスペシャルのMEGAQUAKEⅢの録画予約を忘れた...