目が覚めたら9時だった。今日も暑くなりそうな予感。朝御飯を食べて、今日も3号機で出発する。
海岸線を一通り回ってみようと、まずは気仙沼市内で見ていない場所へ。岩月から海岸線に出る。気仙沼には、赤岩、松岩、岩月、〇〇千岩田など、「岩」の付く地名が多い。大島行のフェリーからは眺められるが、45号線からは見ることのできない風景を眺める。
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| 健全な防潮堤 |
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| ほぼ同い年ということは、もうすぐ40年... |
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| 常時閉 |
3号機（乃至、チャリンコの2号機）でしかクリアし得ない超隘路を抜け、岩井崎に抜ける。近くにある琴平神社でお参り。
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| 大漁祈願...はしていない |
ここから先は小泉海岸まで確認済みのため、ワープ。しかし、日門（ひかど）漁港周辺で水浴びをする人たちが...
小泉海岸を抜けたところで、45号線を逸れて海側へ。
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| 岬には砦（館）があったらしい |
蔵内を抜け、南三陸町に入る。前から気になっていた港というところへ。文字通り、港の名にふさわしい入り江だった。
引き続き泊崎半島へ。途中2か所で「波来の地」の石碑を見かけた。殆ど海が見えない場所だった。
12時を回ってしまったので、ひとまず伊里前復興商店街へ。イベント会場はここだったよな...と思いきや、ほぼ誰もいない。おかしい...確認してみると、場所を間違えていた。急ぎさんさん商店街へ。
イベント「盆の市」の一環として、お笑いタレントがやってくる。駐車場の一角に4tトラックのステージが設けられている。その横にはテントが張られており、山形の尾花沢のスイカに並び、オーイングのマドレーヌが！サンドウイッチマンが絶賛する「お山のマドレーヌ」。今回は買い占めたりせず、自分専用で5個。ご主人と奥様に、今の状況などを少し説明する。早く吉報をお届けしたい...
会場はかなり蒸し暑い環境なので、時間になるまで日陰で退避。前座の方が場を盛り上げてから、U字工事が登場。
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| 栃木弁がとてもいい |
そして、地元宮城のサンドウイッチマン！
そして四人でトーク。
すると、最前列で陣取っていたサンドウイッチマンの大ファン、小島さんが。
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| ネタをさせられてます…ｗ |
お笑いのライブは、姉に連行された東京03以来。久々に馬鹿笑いしてしまった...
引き続きさんさん商店街で昼食を...と思いきや、今日は今まで最高と思われるくらいの人手。あきらめて、さんさカフェに向かう。
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| 冷やし中華 |
志津川の墓地がある高台から、街を眺める。新しい墓石が目につく。そういえば、お盆にもかかわらず、自分の先祖の墓参をしていない...
完成間近のBRT陸前戸倉駅を少し見る。9月から専用線区間が拡大し、若干のスピードアップとなる。スピードは鉄路に敵わないが、本数は圧倒的に増えている。今後三陸道が全通すると、そのスピードもバスに敵わなくなる。悩ましい限りだ...
引き続き、戸倉の海岸を細かく回る。漁港は修復が進んでいる。
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| 水戸辺 |
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| 波伝谷 |
そして、波伝谷の海岸を眺める。この周辺は、高所移転もあり、今後大きく景色を変える。
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| 倒壊した防潮堤から垣間見える景色 |
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| 捨てられたのか、流されてきたのか... |
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| 立っている場所は、元々国道だった |
そして、さらに奥へ。
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| 津の宮 |
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| 藤浜で見かけた昭和三陸地震津波の記念碑。忘れられているような... |
そして、南三陸町の一番端にある、神割崎へ。漂着したクジラを取り合った漁民たちを諌めるために神様が割ったとされる。そして、この割れ目が南三陸町（旧志津川町）と石巻市（旧北上町）の境にほぼ合致している。
398号と45号線を通り、どこにも寄らずに帰宅。大型ショッピングセンターにクリーニングの回収と買い物に出かけ、パックの助六すしを晩御飯にする。
ここ数日、近隣の観光スポットに立ち寄ることが多かったが、少し将来に不安を感じた。おもてなしの気持ち、サービスのレベル、他諸々...
とある観光地にあった思い出帳には、かなり辛辣な意見が書き込まれていた。他の観光地では当たり前に出来ていることが出来ていない、と読み取れた。
自分は、復興途上にある被災地の頑張りを手放しで評価していた。しかし、被災地という看板なしに、他のライバルと同じ土俵で戦ったらどうなるのか？
三重は今年、20年の1度の式年遷宮を迎える。いつもよりたくさんの観光客が訪れるラッキー・イヤーをチャンスととらえ、さらなる集客を図ろうとしている。
この地も今はたくさんの方が訪れてくれている。これからも、確実に「ファン」になってもらうために、ほんのちょっとのことで構わないから、また来たくなるような、記憶に残る取組をしていく必要があるように感じた。そして復興に向けて頑張る街に、復興した街にまた来てけさい、と言えるように。
さて、自分も、たくさんの人がこの地を訪れてくれるように、頑張ろうっと...
