2013年8月30日金曜日

#217 アドバイス

明け方雨が降ったのか、ちょっと微妙な天気になっている。雨が降るかもしれないが、傘を職場に置いてきてしまったので、無謀にも手ぶらで出勤する。

昨日ログインに失敗したシステムも無事に使えるようになり、資料収集や整理を行う。
W技師の提案により、いつもと違う弁当やさんに注文することに。12時に届けていただくが、4つ頼んであるはずなのに、なぜか3つ...自分の分がないことに気付くと、W技師がダッシュで取りに行ってくれた。
曇り空の非ライブカメラ
午後、歌津の施工予定現場に関係する方の元を訪問する。ワカメやホヤ、ホタテなどを養殖する漁師さん。丘の上に建つご自宅へ。2回説明会で自分のことを見ているので、顔を覚えてもらっていた。そして、偶然、同じく事業に関係するご親族もみえたので、事業内容を説明し、快諾いただく。また、集落のことや祠の取扱いなど、細かなこともたくさん伺えた。

漁業を営む上で必要なことなど、いくつかご教示いただく。先日戸倉で行われた懇談会とは状況が異なることが分かった。採るものはものは同じでも、集落の背景などは浜ごとに違っている。
また、震災当日は家族が気仙沼、志津川、戸倉と別々になっていたこと、昭和三陸地震津波を経験しているおばあさんが地震直後に津波を直感したこと、気仙沼から帰宅途中に服を貸してもらったこと、志津川病院の屋上で一晩過ごしたこと...
また、数年前にご自宅を高台に建てた理由を伺った。答えは「津波が来るから」。自分の求めていた明確な回答を聞けた。

他にも、この集落ではこうやって進めた方がよいなど、的確かつたくさんのアドバイスをいただく。
帰路、同行していたI主事が「言葉がむずかしいね」とコメント。自分は「SLE(スピードラーニング効果)」でほとんどわかったと伝えておく。なんせ、4か月くらい長くこの地にいるんで!
夕暮れの大川
業務終了後、南町へ。大船渡市役所のメンバーと久々の定例会。今回は気仙沼のホルモン道場という店になった。凄まじいニンニク...金曜日以外は無理なお店である。
会食終了後、ベースキャンプを見学してもらう。愛知からきているM氏は末崎の仮設住宅に住んでおり、時々隣のおんつぁんから酒の誘いがあるそうだ。M氏はプライバシーの確保されたベースキャンプを絶賛されていたが、自分は仮設住宅のコミュニティに憧れている。