晴れ間の見える爽やかな朝を迎えた。
市民病院前のバス停から、T氏と仙台行のバスに乗り込む。気仙沼駅前からかなりの乗車となる。今日の運転手さんはマイルドなので、それほど不快な思いをせずに済む。降車時に5,000円を両替すると、少し小言を言われてしまった...
一旦県庁で書類を預け、打合せの会場となる仙台合庁へ向かう。途中にあった、永ちゃんファンが経営する「たなべ屋」で昼食。
午後から、治山班、東部事務所と合同で、防潮堤整備に関する技術的な調整をする打ち合わせ会議となる。設計時における細部の考え方などを理解することが出来、また他事務所の現場での取組を知ることができる貴重な機会となった。そして、治山班の担当氏と意思疎通がうまく行く。どこかで縺れていた糸が解けたような感じがした。
白熱した打合せが終了し、仙台合庁にいる三重県から派遣した方を訪問する。しかし、そっけない対応だった。もう顔を合わせることはないかもしれない...
夜、中央通りの「GOTOKU」で懇親会となる。普段お付き合いのない治山班のメンバーも合流し、お互いの顔を知るとてもいい機会だった。
そして、課長のご配慮で、2次会を「イタリアンダイニング」で。1次会であまり話すことの出来なかったメンバーと親交を深める。たまたま向かいに座ったS技師、熊野で隣の席だったN技師と大学の同級生でかなり密な付き合いをしていると知り、世の中の狭さを感じる。次回は芋煮会が決定した。
長く同じ組織にいると、性格や人物像といったパーソナリティがいろいろな機会に伝わってくる。しかし、派遣された職員だとそういったこともあまりなく、お互い手探り状態になってしまう。こういった意見交換の場があると、距離がぐっと近くなり、仕事も円滑に進むんだなと改めて感じた。