天候が崩れると天気予報では言っていたが、幸いにも雨はほとんど降っていなかった。帰りのことを考えると、歩いて行った方がよさそうだ。
一時帰県していたK氏も無事に出勤しており、月曜とは違った賑やかな職場になっていた。しかし、あまりプライベートな話が出ないのは不思議である。これが宮城らしさなんだろう。
昨日、少し仕事を進めておいたので、5月中旬のビッグイベントに向けて、また別の資料作成に臨む。東京からのリクエストではあるのだが、いったい誰がこれを求めているのか正直理解に苦しむ。尋常ではなく手間がかかるため、なかなか前に進めなかった。
いつものように郵便屋さんがやってきて、その中に見覚えのある封筒があった。O先輩から送ってもらったCADソフトだった。アプリケーションのCDとドングルが入っており、このおかげで生産性が100倍くらい上がりそうだ。
午後も午前に引き続きの作業を進め、14時からH主任主査、K氏、N技師と別室で打合せをする。設計書の内容を突き合わせ、細かな部分の整合を取る。決められたレギュレーションの元に作成を進めているはずだが、細部が詰まっていないために、それぞれの考え方が出てしまう。出ていいところとはどんどん出せばいいが、この資料に関しては一律が望ましい。石巻の資料も入手し、同時に突合せを行う。
ミーティングの結果を石巻に反映し、手元の書類の修正を始める。複数の書類を同時に修正しなければならないのが面倒。この種類の書類作成は、もう宮城では二度と、までは言わないものの、これから先ほとんど作られることはないだろう。
K氏に明日チェックをしてもらう分は完成。誰もいなくなった職場を後にする。
コンビニで夕食を買い求め、食事を終えるころには日が変わりそうな時間になっていた。このペースだと、楽しいはずのGWを自分の思惑通りに過ごすことが出来なさそうだ。作戦を大きく変える必要がありそうだ。
今日で4月も終わり。1日が50時間あれば、4月が100日くらいまであればと、無駄なことを考える。