2014年4月24日木曜日

#454 trial

腕のしびれもなく、快適な睡眠をとることができた。なんとなく慢性的に寝不足のような気がするが、ちょっとずつ回復できているかな...。「負けへんで、紀伊半島」のTシャツの上にシャツを着て出勤する。

出勤後、最終的に必要な書類を準備して、T次長、T班長、H技査、N技師の5名で石巻に向けて出発する。今までは最年少の自分がドライバーになっていたが、今日はN技師がその役を買って出てくれる。

若干の渋滞があったものの、11時前には石巻の合庁に到着した。宮城県庁で最古と思われるこの建物には、残念ながらエレベーターが存在しない。2階の車寄せから書類を運び込み、手で5階の林業振興部まで上げる。残念ながら左手は完全な状態ではないので、S次長と二人で持ち上げる。
すでに電話で作業指示が出ていたので、速やかの作業を進め、昨晩の続きについてもM技査からいろいろ尋ねられる。

昼前、ミッションを完遂したチーム三陸のメンバーが笑顔で上がってきた。もう少し時間がかかることを想定していたが、オンタイムで終わってきた。O氏、A技師のユニットは最強である。
午後一の打合せに備え会議室へ書類を運び、昼食のために近隣のワンコインランチの店に出向く。コストパフォーマンスの非常に高い店だったので、合庁の職員で賑わっていた。

午後、いよいよシビアな打合せが始まる。丁度1年前に同様の会があり、その時の出来事を鮮明に覚えている。東京の方と仙台の方に対し、自分が受け持ちの業務について説明する。実務は昨年度はT氏、今年度はK氏が担うことになるが、今日の打合せについては2年生の自分が担当することになる。

書類のチェックが始まると、いきなり想定していなかった箇所について質問が出る。回答に窮するが、随行のM技査が「マホトーン」の呪文を唱えることによって、その場を切り抜けることができた。
以後粛々と書類のチェックが入る。順調に進んでいたかに見えたが、あるポイントで立ち止まる。M技査と事前に確認をしていたところだが、やはりすんなりと前に進めることはできなかった。急ぎ書類を修正して再提出する。

若干の宿題が出されたものの、メンバーの絶大なバックアップの元、無事に打合せを終える。5階に戻り、宿題の書類作成に臨む。また、5月の本番に向けて、O氏やA技師といろいろ意見交換をする。チーム三陸の最強ユニットとの会話は、本当に身がある。
そして、今日の打合せを経験したことで、どういったポイントに注意すべきか、そして注力すべきかのコツがつかめたような気がする。

諸々打合せやディスカッションなどを行い、21時前に合庁を後にする。今日の宿泊先に一旦立ち寄り、治山班のS主任主査、M技師、気仙沼のメンバーで反省会となる。林務職員同士の懇親では、話す内容はあまりどこでも変わらないようだ。しかし、部長とボアアップなど、全く関連のないと思われるような言葉が組み合わさるのが宮城の面白いところか...

宿に戻り、少しパソコンをいじる。ここ数日、なぜか通信速度が著しく低下しており、その原因を追究する。具体の原因が判明しなかったが、復元機能を使うことにより事なきを得た。

5月の本番のことを考えると、若干気が重い。しかし、これを乗り越えないと前に進めないのも事実である。
今日は写真がないので、支倉「O氏」常長で...