2014年4月19日土曜日

#449 いよいよ、東北の春。

惰眠を貪りたい欲求を振り払い、8時に起床する。コンビニで買ってきた朝ご飯を食べて、準備をしてそそくさにホテルを後にする。天気は薄曇り、少し肌寒い。

渋滞しそうな4号線を通らず、東北道で村田ICまで。クルマもさほど多くなく、順調に進む。土日の東名阪はほぼ機能していないのでほとんど利用価値がなくなってしまったが、宮城の高速にはそういった過酷な渋滞はあまり発生しない。

村田ICを降りると、既にサクラが満開だった。やはり仙南は暖かいのだろう。のどかな田舎道を走り、大河原町へ。4号線に出て、案内看板に従って白石川の河川敷へ。すでにたくさんの来場者があり、誘導員の指示により砂利の駐車場へクルマを止める。

一目千本桜は、白石川の河川敷両岸に植えられたサクラ並木のこと。やや開けた視界は、満開を少し過ぎたサクラで埋め尽くされる。
花見用の広大なスペース
季節限定の屋形船へ。阿武隈ラインから借用。
1000円
アナウンスは阿武隈ラインより良質
左岸の桜並木
右岸の並木。奥は観音様
横向き
柴田町との境まで行って、折り返し
土手を歩く
クローズアップ
小腹が空いたので、桜うどんを食べる
緑との対比が美しい
花見客で徐々に賑わってきた会場を後にする。再び村田ICから東北道に乗り、村田JCTから山形道へ。東北は高速からの眺めも素晴らしい。路側には、ところどころ根雪が残っていた。

山形蔵王ICまであっという間。宮城と山形はとても近いと感じる。目的地までナビが指し示す道を行かず、サクラのトンネルを走ることにする。

馬見ヶ崎という場所で、クルマと止めて散策する。一目千本桜は少し葉っぱが出ていたが、ここは文字通りの満開だった。
雪山、山形蔵王との対比が美しい。
サクラのトンネル
反対側にも雪山
お決まりのカット
駐車場からもきれい
引き続き、市内中心部七日町にある、大沼という百貨店へ。懇意にしてい御浜柑橘が山形まで遠征される。スルーするわけにはいかない。
幾ばくか閑散とした店内を6階催事場へと向かう。そこだけ異質なくらい、人に溢れていた。
見たことある店が
思わず、声を大にしてアピールしたくなる
 店内を回遊していると、めはり寿司を見つけ、迷わず購入する。ラベルを見たら、海山からお越しの様子。三重出身であるとPRする。すると、近くにいた見知らぬ老婆から話しかけられる。めはり寿司を全力でPRしておく。老婆は伊勢神宮に死ぬまでに参拝したいとおっしゃっていた。

一角にイートインコーナーがあり、伊勢うどんを注文する。
ひさびさ
尾鷲節が流れる店内にいると、懐かしさとともに、望郷の念を強く感じる。次の帰省の時は、ゆっくりと三重を回りたい。
御浜柑橘のブースにより、社長に名刺をお渡しする。そして、ミカンジュースを買い求める。のち、FBページにコメントをいただくことに。

会場を後にし、48号線経由で仙台へ。宮城と違って、山形は暖かい。つまり、夏は暑いということなんだが...
市役所?
花が咲く
利府町にある久兵衛というラーメン店に寄り、今日はつけ麺を食べることに。大盛りを頼んでしまったから、苦しい...
口がネギネギしている...
いつものルートで南三陸へ戻る。真っ暗な志津川の街を抜けようとしたところ、山肌に提灯の列を見かける。クルマを止めて参道へ...
幻想的
映画的雰囲気
貸し切りの広場
お決まりカット
西宮神社でお参りし、貸し切りの園内を散策していたら、アベックが来場。入れ替わりで退散することに。

ずっとこの景色を見ていると、わずかな変化にも敏感に反応できるようになった。そして、こうしてまたいつものような春を迎えられたことはうれしい。しかし、外気温は低いところで0℃。本当の春はいつ来るのだろうか...

帰宅後、買ってきた虎屋の外郎を食べる。あぁ、おいしい...