K氏とともに、仙台に向けて出発する。途中、ずっと「ブィーン」という音が響いている。音源を探したところ、K氏の電動髭剃り...なぜか電源が入っていた。宮城での立ち居振る舞いなど、いろいろ話をする。宮城で走っていると、あおられることがないと話をする。神戸だと、少しでもモタモタしていると、ルームミラーで表情が確認できるくらい、5m程度に詰め寄られると...
K氏と話をしていたところ、全国の自治体から被災地への派遣される人も、大きく3つくらいのパターンに分かれるような気がしてきた。
1つは本気で行きたいという人。その人たちは派遣があろうがなかろうが、何らかの形で被災地に関わっている。自分もはその口かもしれない。一つは、東北での業務を自ら望んできている人。それぞれの背景はいろいろあるだろうが、少なくとも本人は希望していることは間違いない。K氏やT氏はこのタイプ。最後は、望まずにここに来てしまった人。前記のタイプの人達が既に派遣されてしまっているとすると、人事ローテーションの都合上、望まない人も派遣せざるを得ひないケースもあるだろう。プロパーの職員でも被災地での勤務でモチベーションを維持することは厳しい。それが派遣となると...県と市町村でまた事情も異なるだろうが。
仙台に到着し、昼食とする。県庁18階のレストランを考えたが、金曜日ということで自分のわがままで「たなべや」のオムライスに。
タンシチューがけ |
午後一、治山担当者会議が始まる。午前に林道、午後は治山と保安林という、森林整備課分が1日でフルセットになっている。現場数の多少があるので単純に比較はできないが、三重の時は半日だった。沿岸部の事務所固有の案件があるので、会議では全員で共有すべき情報に概ね限定し、あとは個別対応となる。
会議終了後、治山班のメンバーと打合せをする。現在の状況や課題、今後の進め方などなど...やはり顔を合わせてディスカッションすると、いろいろなアイデアが湧き出てくる。
途中、S総括から「宮城の人みたいだね(笑)」と言われる...
業務終了後、関係者で懇親会となる。駅前にあるビルの7階に40名オーバーの参加者で、広大な場所が占有される。残念ながら、2/3は知らない人だ。横にK氏、向かいには仙台のTさん、斜め前に栗原のK君が座る。自分も含めて2年生3人、1年生1人。周りがよくわかっていない者同士で楽しく語る。
1次会を終え、適当にバラバラになって2次会へ。それぞれのパーソナリティに触れられる絶好の機会だ。
去年は、担当者会議にエントリーさえされなかった。会議も聞いておきたかったし、こういった懇親の場にも参加したかった。電話やメールのやり取りでは決して知りえることのない情報を集めることができる。去年自分が気になった違和感を、K氏にそのまま感じさせるわけにはいかない。今日は連れてこれて本当によかった。