2014年4月7日月曜日

#437 4年の舵取り

冬型の気圧配置が続き、強風が吹き荒れている。食事を終えて窓から顔を出してみると、強風にあらがってK氏が、そしてW技師が自転車で果敢に立ち向かっている。いつものように準備して、いつものように出勤する。今日は休刊日だからポストを覗いていないが、実は...

週末の出来事などを少し話し、先週来作業を続けている書類作成を行う。今はこの仕事のみに没頭できているので、余計なことに気を惑わされることなく、順調にことが進む。
しばらくすると、土木のS主査と用地関連の打合せをしていたI主事から声がかかる。Hという施工予定箇所にかかる複雑なやり取りについて調整をする。急きょ、明日の南三陸町役場での打合せが決まった。
非ライブカメラB
午後も粛々と作業を進める。K氏とN技師が林道の設計書をチェックしており、コンクリートの規格について質問が来る。自分の知らなかったルールについて逆に教えてもらうことに。N技師のおかげか、こういったごく当たり前のやり取りが普通に行われる職場になった。

南三陸町への挨拶回りから帰ってきた、佐賀のU氏と少し話をする。「景色が変わらない...」
確かに、同じような浜や同じような山間の景色がずっと続く。しかし、1年もいれば、浜ごとに表情が違い、日々のわずかな変化にも気付くようになると思う。

そういえば、気仙沼市長選、気仙沼市議選が同時に告示となったが、市長選は無投票で現市長の続投が決まった。自分が三重にいる時と異なる動き方をしているからかどうかわからないが、市長をいろいろな場面でよくお見かけする。それだけ行動的で、市民に近いところに寄り添っている。いつもは休刊の三陸新報には、もう少しエンパワーメント(という表現はしていないが)をすべきと書かれていた。コメントは控えよう...
←気仙沼市長
一方、市議選は26名の候補者のうち、39歳の元三陸新報のI候補がダントツ若く、40代の候補が2名、ほかは軒並み50代60代という顔ぶれだった。四日市では若手議員が目立っていたような気がするが、前に住んでいた熊野市はあまり変わらないか...
元気な若手が沢山いる気仙沼。市議といったアプローチもありなんじゃないかと思う。

業務終了後、大型ショッピングセンターでクリーニングを出し、夕食を買い求める。いつものように寿司を買い求めたが、小腹が空きそうなので、アルミの鍋に入ったうどんを...と思って店内をうろうろするが、なんと見つからない!地域を選ぶような食べ物なのだろうか。結構好きなのに...

風も止み、少し暖かくなった街をベースキャンプへと戻る。ニュースでは、仙台でサクラの開花が発表されたと伝えていた。三陸にも、もうじき春がやって来るだろう。