2014年3月3日月曜日

#402 帰県報告 -後半-

いつもより早い時間に起床し、朝食を摂ってから急ぎ荷物を詰め、近鉄に乗って津に向かう。時期が時期だからなのか、学生の姿を殆ど見かけることがなかった。程よい混雑の電車だが、車内は少し寒かった。

林務職員対象の派遣報告会の会場である合ビルへ。入口付近で参加者に出会い、挨拶をする。自分の存在が忘れられていないようで安心する。

沢山の方々にお越しいただき、2度目の派遣報告会が始まる。今、自分の周りで起こっていることを、良いことわるいことすべて含め、ありのままを包み隠さず報告する。
用地のこと、放射能のことなど、いくつか質問をいただく。自分の想いが伝わっていると信じる。

三重の自分の所属で、何人かとお話をする。治山林道課長とは、今後も含めて本音の話を、幼少のころ宮城に住んでいた元上司のT班長代理からは、貴重な情報を入手する。家も近いので、もっといろいろ聞きたいところだ。
昼食は厚生棟1階の喫茶店で、いつものようにカレーを食べる。以前同じ職場にいたN課長と同席する。
再び所属に戻ると、K班長が「普段は人を褒めないんだけど、今日の発表はよかったよ」とおっしゃってくれた。こういった一言が、本当にうれしい。

午後一というよりややマイナスの時間に、別途予定されている発表に向けて、部長に資料のレクチャーを行う。聞き手の理解を深めるための加筆したほうが良いとアドバイスをいただいたので、、戻り次第修正することに。
大学同期のTと少し情報交換をし、防災部局でU主査にレクの内容などを話す。以前自分が提供した被災地の写真が、大きなパネルになっているところを見て、少しうれしくなる。元同僚のKTと少し情報交換してから県庁を後にし、津駅へと向かう。

近鉄、JRとも、名古屋まで直通で乗るのは久しぶりだった。やってきたアーバンライナーはnext。久々の乗車。
nextも、もう10年選手
名古屋からは「ひかり」で東京へ。700系の車端部を選択したにもかかわらず、壁面にはコンセントがなかった。座席で喫煙できるのはすばらしいが...
多分、JR東海の最古参C10編成
東京で乗り換えのタイミングでおにぎりを買い求めて、東北新幹線へ。はやてはE2系、案の定コンセントはなかった。バッテリーが昇天したノートパソコンは、終始「重り」でしかなかった。

一ノ関駅で下車。三重とは違った冷たい空気に満たされていた。殆ど雪を見かけなくなった284号線をベースキャンプへと向かった。